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文士の友情 吉行淳之介の事など 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/12/01 |
| JAN | 9784101130132 |
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文士の友情 吉行淳之介の事など
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文士の友情 吉行淳之介の事など
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治~昭和期の文士の生活に興味があって読む。時代的に仕方ないんだけど病気の話題が半分くらいを占めていて、想像しすぎてしまう私は結構キツくて斜め読みしてしまった。意外なところでつまづいた。
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2019年3月16日、読み始め。 第三の新人という用語が出てきたので、確認しておく。 ウィキペディアによると、 日本において1953年(昭和28年)から1955年(昭和30年)頃にかけて文壇に登場した新人小説家を、第一次戦後派作家・第二次戦後派作家に続く世代として評論家の山本...
2019年3月16日、読み始め。 第三の新人という用語が出てきたので、確認しておく。 ウィキペディアによると、 日本において1953年(昭和28年)から1955年(昭和30年)頃にかけて文壇に登場した新人小説家を、第一次戦後派作家・第二次戦後派作家に続く世代として評論家の山本健吉が命名したもの。安岡章太郎・吉行淳之介・遠藤周作などを代表的な作家とし、第一次・第二次戦後派が本格的なヨーロッパ風の長編小説を指向したのに対し、戦前の日本において主流であった私小説・短編小説への回帰をはかった点が特色とされる。 安岡章太郎(1920~2013) 吉行淳之介(1924~1994) 遠藤周作(1923~1996) 2019年3月30日、35頁まで読んで、返却。
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いわゆるいわゆる“第三の新人”の一人、安岡章太郎のエッセイや、講演会や、座談会、といったものをまとめた1冊。 中でも親交の深かった、吉行淳之介氏との若かりし日のことや、吉行氏の作品の評価など、興味深い。 また、洗礼を受けたいきさつ、遠藤周作との話もいい。 吉行氏、遠藤氏、安...
いわゆるいわゆる“第三の新人”の一人、安岡章太郎のエッセイや、講演会や、座談会、といったものをまとめた1冊。 中でも親交の深かった、吉行淳之介氏との若かりし日のことや、吉行氏の作品の評価など、興味深い。 また、洗礼を受けたいきさつ、遠藤周作との話もいい。 吉行氏、遠藤氏、安岡氏、いずれも大病を患い、一番長生きしたのが、安岡氏だった。(2013年没) よって、“第三の新人”にまつわるエピソードを読むことができることはありがたい。 今は存在しているかどうかわからないが、各エッセイにみられる「文壇」が生きていた時代を感じさせる。 繰り返しになるが、個人的には、吉行淳之介との親交が篤いことがわかる文章がよい。(いずれも好きな作家なので) そして、安岡章太郎氏と小林秀雄氏の対談、安岡章太郎氏・遠藤周作氏・小川国夫氏の“第三の新人”による鼎談(座談会)も贅沢な内容で読み応えがあった。 後者では、島尾敏雄氏の作品評や、彼にまつわるエピソードも盛りだくさんで読み応えがあった。 この本を読んで、また、彼らの作品を読み返したくなった。 まさに、「文士の友情」がつまった一冊である。
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