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日本人はどう住まうべきか? 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784101308418 |
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日本人はどう住まうべきか?
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
栄光の先輩後輩の2人による対談。 震災を受け、これまでの反省をしつつ、これからよ日本人はどう住まえばいいか、というのが全体のテーマ。 全般的に批判的すぎる感じも受けるが、ところどころ勉強になる視点や共感できる考え方が散りばめられており面白く読めた。 ・「場当たり的日本」とサラリ...
栄光の先輩後輩の2人による対談。 震災を受け、これまでの反省をしつつ、これからよ日本人はどう住まえばいいか、というのが全体のテーマ。 全般的に批判的すぎる感じも受けるが、ところどころ勉強になる視点や共感できる考え方が散りばめられており面白く読めた。 ・「場当たり的日本」とサラリーマン批判 今の日本は場当たり的。江戸時代は「家制度」があったから、もっと長い時間軸でものごとを薦められていた。ヨーロッパでは貴族がそれを担っていた。今の日本にはそれがない。みなサラリーマンなので、年度の予算にとらわれ長期的視点に立てない。 ・コルビジェのサヴォア邸批判 サヴォア邸のピロティは、緑豊かな周りに調和してないいまいちなもの。だが、建物だけで完結するので、だからこそどんな場所でも一応作れる。ある種のユニバーサルデザインであり、世界でヒットした。マーケティングとしては素晴らしい。(個人的には鎌倉の近代美術館はピロティのおかげで建物の存在が軽やかになり、周りの蓮池ともうまく調和していると思うのだが、、) ・超高層ビル批判とスラムのおもしろさ インドのムンバイで大企業が高層ビルを作ろうとすると労働者が必要になるが、インドではその労働者に企業が住居を提供しなければならない。なのでほったて小屋を建て、そこにインド人は家族ぐるみでやってくる。すると周りに物を売るお店ができ、そうして5年くらいかけて建ててると、出来上がるころにはビルのまわりがスラム化している。だが、往々にして周りにできた自然発生的なコミュニティの方が面白い。大手デベが作る超高層ビルは均一的でつまらないし、テナントも数年で入れ替わることが前提のお店ばかり。
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「建築家、走る」と主張は変わってない。引用されるエピソードは半分以上同じなので、同じ本を2回読んだかのようである笑 以下、自分宛てのコメントに。(入力間違い)
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大局的にものを見る二人の対談、すごく面白く読めた。 こんな風に、俯瞰して物事を見たり判断できる人になりたいと思った。
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