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立川吉笑(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞出版
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784620323459

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商品レビュー

3.9

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2025/11/26

新作落語やそのスタンスについて知れて良かった。 ただ、著者が落語を「笑いを表現する方法」と捉えているせいか、「人間の業の肯定」というより深い側面がおざなりになっているように感じた。本当の落語の楽しさはそっちにあると思う。 著者は落語家である以上、現代的なモチーフは使いたくないと...

新作落語やそのスタンスについて知れて良かった。 ただ、著者が落語を「笑いを表現する方法」と捉えているせいか、「人間の業の肯定」というより深い側面がおざなりになっているように感じた。本当の落語の楽しさはそっちにあると思う。 著者は落語家である以上、現代的なモチーフは使いたくないと言っている。ただ、僕が思うに、落語にとって重要なのは現代的なモチーフがあるかないかではなく、「人間の業の肯定」があるかないかだと思う。 落語の中心は、コミックではなくユーモアであって欲しい。

Posted by ブクログ

2025/02/16

(2017年12月時点の感想です) 吉笑さん、最初に見たのは現代舞台の新作で、そういう感じなのかなと思いつつ、この本を書いているということで気になっていて、先日も見に行ったら、入りは古典で実は違うという「舌打たず」。 そしてこの本を読むと、舌打たずもほぼ全面的に解説されていて...

(2017年12月時点の感想です) 吉笑さん、最初に見たのは現代舞台の新作で、そういう感じなのかなと思いつつ、この本を書いているということで気になっていて、先日も見に行ったら、入りは古典で実は違うという「舌打たず」。 そしてこの本を読むと、舌打たずもほぼ全面的に解説されていて、擬古典が主戦場だと知りました。 キーワードを挙げると ・落語ならではの表現、強み ・何を伝えたいのか ・シャブ浜改 ・伏線回収 今たまたま録画でM-1を見ていましたが、吉笑さんのスタンスに一番近いのは和牛でしょうね。 1本目の伏線回収は美しいですし、メッセージも含んでいますね。 そうですよ。ただ笑わせるだけではなくて、伝えたいことを伝えるために笑わせるんじゃないでしょうかね。 先日私も試して、まあまあ成功しましたが、伏線回収パターンは笑えるし効くと思います。

Posted by ブクログ

2023/12/03

立川吉笑さんの落語への芯の強さが伝わってくる一冊でした。 先日、独演会で高座を聴きましたが、最高に面白かった。師匠の立川談笑師匠の影響や擬古典手法をこの本で読んで、更に立川吉笑の落語を聴きたくなりました! 立川吉笑さん、ありがとう!

Posted by ブクログ