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私たちはどこまで資本主義に従うのか 市場経済には「第3の柱」が必要である
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私たちはどこまで資本主義に従うのか 市場経済には「第3の柱」が必要である

ヘンリー・ミンツバーグ(著者), 池村千秋(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2015/12/12
JAN 9784478065204

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商品レビュー

3.3

10件のお客様レビュー

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2024/07/15

ソ連共産主義の崩壊、中国の不動産不況、若年層の雇用問題など民主主義が勝ち誇っているかのような社会は、実は資本主義社会でもアンバランス化している、と言う。それは市場原理により大きな格差が生まれ企業から個人の利己主義へと転化している。近年、政治家の利権・特権の悪用、企業との癒着から賄...

ソ連共産主義の崩壊、中国の不動産不況、若年層の雇用問題など民主主義が勝ち誇っているかのような社会は、実は資本主義社会でもアンバランス化している、と言う。それは市場原理により大きな格差が生まれ企業から個人の利己主義へと転化している。近年、政治家の利権・特権の悪用、企業との癒着から賄賂など富裕層、特権階層への富の集中が社会変化を起こし始めている、のはその要因と感じる。それはすでに自由主義・社会への不満が逆に起こりいいどこ取りの共産・社会主義への勢い(多元主義)が出始めている、とも考えられるが、基本的にどの資本主義国(自由主義国)でも大きく変化し始めていることだ。

Posted by ブクログ

2021/04/25

今の資本主義はどこか違うよなという思いがあり拝読。 ソ連の崩壊は社会主義の失敗と考えられているけれど、政府が力を持ちすぎたことが原因であって、社会主義の問題ではないのではという指摘。 今は、民間企業が力を持ちすぎていることが問題というのも納得感。 この現状を変えていくには、多元セ...

今の資本主義はどこか違うよなという思いがあり拝読。 ソ連の崩壊は社会主義の失敗と考えられているけれど、政府が力を持ちすぎたことが原因であって、社会主義の問題ではないのではという指摘。 今は、民間企業が力を持ちすぎていることが問題というのも納得感。 この現状を変えていくには、多元セクターという政府でも民間企業でもない力が政府、民間企業と拮抗するパワーが必要とのこと。 利己主義から離れて、将来含めたみんなのためになる行動をしていこうと思う。

Posted by ブクログ

2021/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原題、Rebalancing Society この本は3つのセクター、それは政府セクター、主に企業を基盤とする民間セクター、そしてミンツバーグ先生が言われる、多元セクターのバランスを取り戻すために、多元セクターとして、一人ひとりがリソースフルな人間として社会運動、社会事業を行うことを提唱している。社会のバランスを取り戻すことを未来の世代に遺産として残すことが求められている。コミュニティを構成して社会の一員として一人ひとりが、共有資源である地球という資源を大切にする姿勢と行動が必要であることを学んだ。

Posted by ブクログ

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