- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
うしろ 死神と白の聖女。 角川ホラー文庫
定価 ¥748
110円 定価より638円(85%)おトク
獲得ポイント1P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784041020753 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
- 書籍
- 文庫
うしろ 死神と白の聖女。
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
うしろ 死神と白の聖女。
¥110
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
"一也は七名子の手をぐっと握ってから、先頭車両の方を窺う。 「あいつ、追っかけてくるかな?ちぇっ、あんな奴にこんなとこで殺されでもしたら、母ちゃんに殺されちまう」 彼は矛盾したことを言ったことに気づき、自分でちょっと笑った。 「うち、父ちゃんが二年前に死んじゃってるから...
"一也は七名子の手をぐっと握ってから、先頭車両の方を窺う。 「あいつ、追っかけてくるかな?ちぇっ、あんな奴にこんなとこで殺されでもしたら、母ちゃんに殺されちまう」 彼は矛盾したことを言ったことに気づき、自分でちょっと笑った。 「うち、父ちゃんが二年前に死んじゃってるからさ。俺が死んだら母ちゃんと妹だけになっちまう」 七名子はこわばった顔で、じっと少年を見つめていた。 「それは……駄目だよ、死んだら」 「うん、駄目だ」"[p.86] 3巻目。謎を残しつつ話は区切られ、続きも出てないため事実上の最終巻? 西宮夕のその後が語られていないように感じる。 最後の意味深な女性は誰?あれだけ詳細な描写をしておきながら魂の色に触れない七名子と、そのことに七名子自身がまだ気づけていないことを表しているだけ? 宇城がなんだかんだで七名子を大切に思っているその関係が好き。 眷属と言いつつ正式な契約をしていない理由は、伊織の語りの通りなのだろうけど、少し微笑んだことに理由があるのなら宇城が七名子を選んだことにはまだもう少し宇城自身の理由がありそう。 "男の手がのろのろと上がり、そっと七名子の頬に触れた。 その指の冷たさに、七名子はかすかに身じろぎする。 なにか尖ったカケラが、胸の奥に落ちてくる。 それがちくちくして、心地よい酩酊状態に水をさす。 いつも無感動な表情しか浮かべない顔。いまもその表情は動かない。 でもなぜだろう。七名子は男がゆっくりと微笑んだように感じる。 なぜだろう。胸が熱くなる。冷たくて熱くて、苦しくてしかたない。 なぜーーなぜーーなぜ?"[p.221]
Posted by