1,800円以上の注文で送料無料

インディオの気まぐれな魂 〈叢書〉人類学の転回
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-07-00

インディオの気まぐれな魂 〈叢書〉人類学の転回

エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ(著者), 近藤宏(訳者), 里見龍樹(訳者)

追加する に追加する

インディオの気まぐれな魂 〈叢書〉人類学の転回

定価 ¥2,750

2,475 定価より275円(9%)おトク

獲得ポイント22P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水声社
発売年月日 2015/11/18
JAN 9784801001367

インディオの気まぐれな魂

¥2,475

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/01/21

大学の授業で読みました。私はあまり人類学に明るくはなく、人類学の知識がないとわからない箇所がいくつかあった。それでも内容は非常に興味深く、当時の南米での宣教師からみた先住民インディオの「気まぐれさ」を分析している。復讐や食人など、彼らの「文化」はとても独特で、またカストロの考え方...

大学の授業で読みました。私はあまり人類学に明るくはなく、人類学の知識がないとわからない箇所がいくつかあった。それでも内容は非常に興味深く、当時の南米での宣教師からみた先住民インディオの「気まぐれさ」を分析している。復讐や食人など、彼らの「文化」はとても独特で、またカストロの考え方も大変勉強になった。

Posted by ブクログ

2020/04/25

ブラジルのインディオ、トゥビナンバ族は、16-17世紀の宣教者達にとって、簡単にキリスト教に改宗するのに、またすぐに反キリスト教的な慣習ー飲酒、復讐、食人、一夫多妻ーに戻る「気まぐれ」な人々であった。 しかしそれは、「気まぐれ」ではなく、彼らの文化に根差すものであり、「信仰」とい...

ブラジルのインディオ、トゥビナンバ族は、16-17世紀の宣教者達にとって、簡単にキリスト教に改宗するのに、またすぐに反キリスト教的な慣習ー飲酒、復讐、食人、一夫多妻ーに戻る「気まぐれ」な人々であった。 しかしそれは、「気まぐれ」ではなく、彼らの文化に根差すものであり、「信仰」という形を取っていなかったにせよ、彼らの信ずるところであった。 余りにも異なる在り方が興味深い。

Posted by ブクログ

2015/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半はブラジルに宣教したイエズス会士がとまどったインディオ(トゥビ族)の「きまぐれ」の問題が書かれており、後半は戦争捕虜をとる食人の問題がかかれている。食人は集団外部によって保証される「栄光ある死」とかかわっていたが、イエズス会が「外部」となり、これの代替になったので、1560年代にはすでに滅びかけていたことが報告されている。理論化はまだ不十分であると感ずるが、シンディオの心情はよくわかる。モンテーニュ『エセー』の「食人族について」の記述をやや補っている。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す