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イスラム化するヨーロッパ 新潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784106106491 |
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イスラム化するヨーロッパ
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【概略】 ヨーロッパのイスラム化は、各国の風土や気質とどうしても衝突してしまう。また西欧の若者達がイスラム教徒化のみならず過激化してしまう。なぜ若者は過激化してしまうのか?また自由の国とされるフランスでベールの着用が禁止されるようになったのはなぜか?関連する地域に長年取材を行う...
【概略】 ヨーロッパのイスラム化は、各国の風土や気質とどうしても衝突してしまう。また西欧の若者達がイスラム教徒化のみならず過激化してしまう。なぜ若者は過激化してしまうのか?また自由の国とされるフランスでベールの着用が禁止されるようになったのはなぜか?関連する地域に長年取材を行う著者が、明日の世界を考えるための今を教えてくれる。 2024年05月12日 読了 【書評】 「移民政策」強化週間が始まって最初に手に取ったのがこの本だったのだけど、この判断に対しては2つ失敗があったなぁ。1つは、自分がイスラム教というものに対して無知といってよいぐらいの知識レベルであること(=先に積ん読になってるイスラム教についての本を読めばよかった!・・・でも、移民政策からちょっと外れちゃうし・・・)ということ。そしてもう1つは、「風刺」という概念をもう少し自身の側で消化しておけばよかったなぁ、ということ。2000年前後から(本書が出版される)2015年頃までの様々な「イスラム」にまつわる(テロも含む)エピソードが凄くフラットな雰囲気で描かれているのだけど、そこはやはり結果という出口な訳で。その「点」だけを見てしまうと、テンプレがごとく「イスラム(の過激派)怖いぃ~」という感想で終わってしまうと思ってしまったのだよね。・・・と言いつつも読み進めたけれど。 (2つのうち、2つ目を先に話題に出すね)まずね、なによりも先にさ・・・無学が故の印象で、間違ってたら恐縮だけどさ、フランスが誇りとしている「表現の自由」ってさ、まぁ戦いを経てその時代の「体制」から勝ち取った権利だからかもだけどさ・・・やりすぎじゃない?と思ってしまった。その勝ち取った表現の自由ってさ、国家という体制から勝ち得たものでさ、国家が国民に対して侵さざる聖域として保障している権利の一つな訳じゃない?いわば国と国民との間のものでさ。その他の対象に対して「表現の自由があるからさ」って主張するのって、子どもっぽく思えてしまうのだよね。百歩譲ってさ、自身の国の政治家に対しての風刺なら(政治家はその国家運営を担う立場にあるから)わかるのだけど、特定の宗教にする意味ってなに?って思っちゃう。風刺じゃなくて揶揄なんじゃないのそれって思っちゃう。最近の日本のエンターテインメントコンテンツ「BREAKING DOWN」のオーディションで、戦いたい相手を挑発して「やったるわ!」の流れと、何の違いがあるの?と思ってしまった(笑)但し、ここで自分の無知が。風刺の歴史とか不勉強なのだよね。 そしてイスラム教ならびにイスラム教徒への・・・(難しいな、言葉の選択が)イメージと、実際に彼らがしてきたことへの恐れが相当強いよね。これはイスラム教への傾倒・徹底との衝突の積み重ねだと思うのだけども。たとえばさ、日本国内でもイスラム教徒の方達は土葬して欲しくて、でも土葬へのハードルは高い訳なのね。法律的な観点よりも、感覚的な観点ね。火葬に慣れ過ぎちゃってるのよ、現代の日本人は。これはどっちが正しい悪いの話じゃなくて、それぞれにとっての「普通」の衝突だものね。 少し他の話題になってしまうけどさ、若者が過激化するのって、世界的な流れな気がする。それが宗教であるのか、はたまたネットの何かだったりするのかの違いなだけでさ。「言い切る人」が強くて、魅力あるとされる時代だよ、現代は。問題は一定の枠内の中で言い切る・強気でいる間は問題ないのだけども、他の人、特に全く無辜の民を巻き込んでしまうことも正義だとしてしまうことだよねぇ。若者は、悩むからさ、磁力のある人や考えに引っ張られやすいのよ。難しいよね。 カトリックがプロテスタントと長い間、血で血を洗う戦いをしてきたように、イスラム教がヨーロッパでうまく落ち着くというのは、相当に時間がかかりそうだよね。 さて、では日本はどうする?って見方にもなるけれども。移民政策って、(あっ、そもそも「受け入れない」という選択肢もあるね)どこの国の人を受け入れる?って要素もあると思うけれども、受け入れたあとに、どのような姿勢でいるか?という点も重要だよね。日本としてのコンセプトを強く前提として置いた形にして受け入れるのか、はたまたその文化はその文化として併存する形にするのか?日本人の気質的には・・・どっちなのだろうねぇ。
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過激派テロの戦闘員になる西欧人の特徴。定職がない。イスラム教に帰依する前は、麻薬や窃盗などの軽犯罪に手を染めた不良。自由よりも、導いてくれる確かな存在を求めている。p.40 仏の情報当局はイスラム過激派が集まるロンドンを「ロンドニスタン」と皮肉った。ロンドンのイスラム過激派の二...
過激派テロの戦闘員になる西欧人の特徴。定職がない。イスラム教に帰依する前は、麻薬や窃盗などの軽犯罪に手を染めた不良。自由よりも、導いてくれる確かな存在を求めている。p.40 仏の情報当局はイスラム過激派が集まるロンドンを「ロンドニスタン」と皮肉った。ロンドンのイスラム過激派の二大拠点。フィンスベリー・モスク。イースト・ロンドン・モスク。p.56 イスラム過激派の考え方。アメリカ政府だけでなく、一般のアメリカ人も攻撃せよ。アメリカ人は投票を通じて政府と一体になっている。納税を通じて戦争に金を出している。女性や子供が犠牲になってもよい、それは海水の一滴のようなものだ。p.58 仏サルコジ大統領。ブルカは宗教問題ではなく、女性の自由と尊厳の問題。宗教のシンボルというより、卑屈と蔑視の象徴。フランスでは歓迎されない。p.91 パリ大モスクのダリル・ブカクール導師。フランスにはイスラム系が500万人いる。ブルカを着けているのはその内300人くらい。国家が大騒ぎするのはいかがなものか。p.92 サンドニー(Saint Denis)。パリの北隣の都市。郊外(バンリュー)には移民が集まる貧困地域がある。公営住宅が立ち並ぶ。フランスで最も犯罪率が高い。p.103 マルセイユ。アルジェリアから戦争を逃れてやってきた移民が多く住む。麻薬・窃盗など犯罪多発地域。p.115 フランスではイスラム教徒であること見せつけない移民2世だけが歓迎される。p.117 諷刺は権力者に向けられれば、体制批判になるが、社会で苦しんでいる人に向けられれば、相手を不快にさせ偏見を煽ってしまう。週刊誌シャルリ・エブドはイスラム教徒のクアチ兄弟により襲撃され、漫画家ら12人が射殺された。p.128 マリーヌ・ルペン。イスラム教徒は学校で豚肉メニューの給食を拒否したり、授業中に祈りの時間を求めたり、イスラムはフランスの国是である世俗主義に合わない。マリーヌは集会からスキンヘッドのネオナチを締め出し、選挙では女性や若者を積極的に起用した。p.169 英のイスラム原理主義者。民主主義は神の法を犯す。イスラム法だけが英にとって唯一の道。p.191
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ヨーロッパが直面してきたイスラム教や移民の課題について考察されていた。イスラム教だから過激というのではなく、社会に残る差別や格差が結果として過激派を生んでいるんだと思った。日本においても受け容れなければ人口減少が進んでいく中で、どう移民を受け容れていくか自分ごととして考える必要が...
ヨーロッパが直面してきたイスラム教や移民の課題について考察されていた。イスラム教だから過激というのではなく、社会に残る差別や格差が結果として過激派を生んでいるんだと思った。日本においても受け容れなければ人口減少が進んでいく中で、どう移民を受け容れていくか自分ごととして考える必要がある
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