お金に強くなる！ ハンディ版

山崎元(著者)

• 販売会社／発売会社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 発売年月日: 2015/11/01
• JAN: 9784799318171

商品レビュー

2025/11/28

・扱う金額の大きさは違っても、プロの運用者がお金を運用するノウハウと、個人がお金を運用するノウハウは、基本的な考え方・やり方は同じ

・銀行・証券・保険等、金融機関はあまりにもあざとい
・金融機関の「無料相談」には近づくべきでない。相談と銘打ったセールス
・FPやFAも中立とは言えない上に、一般的な金融マンよりも金融知識が劣っている傾向がある
・お金の相談相手に適切なのは「金融機関と関わりのない人」「正確な運用知識を持つ人」。この2つを満たす人を見つけるのは簡単ではない。自分で十分なレベルまで勉強するのが最良

・生命保険は「原則として加入すべきではない」。医療費は健康保険で対応する。それ以上かかるお金は預貯金や運用で準備する

・老後不安は金融業界があおっている。お金無くても無いなりに暮らすし、お金が無い人が増えればその人たち向けの新しいビジネスも生まれるはず

　…この方は働くのが好きな（だった）んだろうな〜と思うけど、老後も働くのが1番、て意見には（自分は！）同意しない…

・借金は駄目。あえて借金をしていいのは会社だけ。消費者金融も住宅ローンも駄目。（借金していない人はリスクゼロで利回り2%得られているのと同じ…ってこと？）
・個人でもお金の貸し借りはしない。社債は買わない（企業の信用力を判断するのは専門家でも難しい）

　利回り低いとリスクも低いと思ってた。けど平均リターンが利回りだから、リスク（ブレ幅）が大きくても小さくても、平均リターンが同じなら利回りは同じ。

　やっぱり金融の計算てかなり大雑把で楽天的だよね!?そこが「投資はギャンブル」て言われてしまう所なんじゃないの、と個人的に思う。

・外国債券を個人で買うのは避ける。利回りが高く見えるけど、為替リスクが大きい
・個人が検討候補から外すべき金融商品は不動産、外貨預金、FX、金など

・リスク資産は国内株式と外国株式、無リスク資産は国債と現預金
・個人投資家は「まあまあベスト」「無難」を目指そう

・お金を運用して増やすのはいつか使うため。お金が必要なときは迷いなく売る。買値にこだわらない

・老後資金は年金にプラスしてほしい額×360ヶ月（65〜95までの30年）で考える。（自分の場合は最低2×360=720でいいかも）

・ファンドの過去の成績は未来を保証しない
・ETFは「いい（安い）手数料のファンド」

・「長期投資はリスクを縮小させる」は間違い。運用期間が長期化するほど、運用資産額が取り得る上下の幅は拡大し、不確実性は拡大する。期待値もリスクもともに拡大する

・販売手数料を取らないファンドや販売会社をノー・ロードという
・バランス・ファンドは手数料が高いからおすすめしない

　8資産均等とかのを気になってたけど、手数料をちゃんと確認してから決めます…。

・ドルコスト平均法は気休めでしかない。資金があるなら自分の最適額でさっさと買ってしまうほうが合理的

・低成長でも株はハイリターンを生む（成長してても予想より低いと株暴落するのの、逆のこと？低成長でも予想より高ければ株上がるってこと？）

・毎日見た方がいい市場指標は日経平均、ドル円の為替レート、NYダウ、長期金利

2023/10/02

基本的なお金にまつわる知識が網羅されています。お金について全く学んでこなかった初心者におすすめです。これさえあれば、基本的なマネーリテラシーは学べますよ！！

2022/09/06

お金の相談は絶対銀行員に聞くな！

これには、あーーーー！と、思ってしまった。

わたしも以前、お金の相談しに銀行の窓口で、学資保険の案内聞いたり、投資信託買ってみたりしてましたが、たしかに、銀行員ほどこっちの内情知ってる人いないわな。

給料の振り込み口座だったり、支払いだったりでお世話になってる銀行ならなおさら。

カモがネギ背負ってやってきた。コガモまで連れてます。

状態だよね。。。

そして、銀行ほど手数料の高いところはない。

たしかに。とりあえず人がね、金かかってるものね。笑笑
その辺の携帯コーナーよりずっといいはずだもの、それが全てカモたちからぶん取られた手数料で支払われてないと銀行やれてないわけだからね。

みなさんもお気をつけて。

銀行員にお金の話は絶対に禁句です。