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科学的先手管理入門 工程戦略・戦術の考え方とその導入
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科学的先手管理入門 工程戦略・戦術の考え方とその導入

金子浩一(著者), 中島健一(著者)

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科学的先手管理入門 工程戦略・戦術の考え方とその導入

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日科技連出版社
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784817195654

科学的先手管理入門

¥770

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2016/01/24

 これまでの品質管理が下流(製造段階や出荷前)に対し、ここで紹介している手法は主に上流工程(設計あるいは経営)での管理を想定している。『科学的先取管理七つ道具(SE7)』として、「リスク管理」「デザイン管理」「モチベーション」「リーダーシップ」「製品のパフォーマンス能力10原則」...

 これまでの品質管理が下流(製造段階や出荷前)に対し、ここで紹介している手法は主に上流工程(設計あるいは経営)での管理を想定している。『科学的先取管理七つ道具(SE7)』として、「リスク管理」「デザイン管理」「モチベーション」「リーダーシップ」「製品のパフォーマンス能力10原則」「効率性」「課題解決7原則」を紹介しているが、道具というよりも考え方と言ったほうがわかりやすいと思う。そしてこれらを一括りにまとめてしまうのは乱暴だとさえ思う。QC七つ道具や新QC7つ道具が優れているのは、問題の発見・原因究明・対策という一連の流れをサポートする流れができており、しかもとりあえず手順通りにやれば答えが見えてくるところにある。一方SE7は”管理”という上からの視点、モチベーションやリーダーシップという自己・他者との関係、製品の視点など、何処を向いているのかよくわからない。そして、例えばデザイン管理では”FMEA”、”5なぜ”、”DR”などを行うとあり、既存の技法を分類しただけのようにしか見えない。”FMEA”や”5なぜ”を取り入れるのは構わないが、それをSE7ではどう使うのか、どこに着目しているのかという点が欠けている。これなら、下手に組み合わせるよりも、それぞれのツールを適切に集中的に使ったほうがよっぽど効果があるように思える。また、活用事例が紹介されているが、これも無理やり当てはめたようにしか見えず、かなり苦しい。上流工程で品質を作りこむ必要性もわかるし、著者らが何をしたいのか、どう考えているのかも理解できるが、七つ道具としてまとめ上げるのは少し早かったように思う。上流工程の品質管理について最大公約数的な答えを出してから、それに適用できるツールを当てはめたり考えるべきだった。

Posted by ブクログ

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