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天下人の茶
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天下人の茶
¥220
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商品レビュー
3.6
38件のお客様レビュー
「へうげもの」を読んでいるなら「天下人の茶」を読みましょう。 「天下人の茶」を読んだなら「へうげもの」と読みましょう。 どちらも、己の野心そのまま生き様になり、野心に振り回されて燃え尽き、苦悩と愉悦と達観に塗れた人生を送った愛すべきスキモノたちの物語です。 いい。 「天下人の...
「へうげもの」を読んでいるなら「天下人の茶」を読みましょう。 「天下人の茶」を読んだなら「へうげもの」と読みましょう。 どちらも、己の野心そのまま生き様になり、野心に振り回されて燃え尽き、苦悩と愉悦と達観に塗れた人生を送った愛すべきスキモノたちの物語です。 いい。 「天下人の茶」の方が、黒いですけどね。野心が迸った先にある色味が。それを前提に利休好みを鑑みると、彼の持っていた業の深さを思いしれます。 『ひつみて候』の小堀遠州がいい。ぐつぐつと滾っているものを隠して、それが溢れ出す様がいい。いいねぇ。
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面白く読み通せた。へうげものと同じように利休が本能寺を画策したということになってるが、さらに秀吉までも傀儡としていたという設定。それを牧村兵部、古田織部、瀬田掃部、細川忠興などの視点から見ている。実は秀吉には数奇者の才があり、利休は黄金茶室も侘数寄の極みと気付いて他の弟子と違うよ...
面白く読み通せた。へうげものと同じように利休が本能寺を画策したということになってるが、さらに秀吉までも傀儡としていたという設定。それを牧村兵部、古田織部、瀬田掃部、細川忠興などの視点から見ている。実は秀吉には数奇者の才があり、利休は黄金茶室も侘数寄の極みと気付いて他の弟子と違うように教えていたといった見方も面白かった。
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茶がどこまで歴史に絡んでたのか気になる。 信長の褒美を土地から茶道具にするという発想が凄い! それぞれの視点で描き、最後の章にうまく繋がってる。
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