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奇譚を売る店 光文社文庫
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奇譚を売る店 光文社文庫

芦辺拓(著者)

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奇譚を売る店 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784334772109

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商品レビュー

3

19件のお客様レビュー

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2024/06/08

作家が古書店で見つけた本にまつわる物語に巻き込まれていくような話が綴られた短編集。この作家の作品を読むのは初めてだが、あと書き読む限りではかなり私小説的な要素があるらしい。 古本屋通いハマったことのない自分には分かり得ない心境がなんとなく入り込めなかった理由か。この手の不可思議物...

作家が古書店で見つけた本にまつわる物語に巻き込まれていくような話が綴られた短編集。この作家の作品を読むのは初めてだが、あと書き読む限りではかなり私小説的な要素があるらしい。 古本屋通いハマったことのない自分には分かり得ない心境がなんとなく入り込めなかった理由か。この手の不可思議物語はドラマや映画、小説でいろいろとあるだけに、一つ一つの物語の世界に引き込まれていかないと、十分楽しめない。 最後の物語、奇譚を売る店、ということで短編集をまとめる展開は面白いと思ったが、あとがきや解説は無い方が謎めいてよかったかな。まあ、文庫本だからこんな感じというところか。

Posted by ブクログ

2024/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結末は幻想的なものになるんやろうな、と思って読み進めると見事!さすがミステリー作家さん!! 最後の章では、「あっ、そっち!?」となりました。 物語の導入部分の古本屋に関しての記述が楽しい。 探書の楽しみでもあり辛いとこあるあるよね。 一番の好みは「這い寄る影」。 満足しました。

Posted by ブクログ

2023/11/25

町の小さな古本屋で見つけた1冊の本、パンフレットから雑誌、上下巻の本まで、名著とは程遠い物を手に入れ、開いたことから、その書物の中に取り込まれていく一人の作家の短編6篇。 アナクロな雰囲気で、1960年くらいの話かと思いきや、突然ネットオークション等の話が始まる、現代の話である...

町の小さな古本屋で見つけた1冊の本、パンフレットから雑誌、上下巻の本まで、名著とは程遠い物を手に入れ、開いたことから、その書物の中に取り込まれていく一人の作家の短編6篇。 アナクロな雰囲気で、1960年くらいの話かと思いきや、突然ネットオークション等の話が始まる、現代の話である。ただ、全体的に江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズや、桑田次郎の『まぼろし探偵』を意識したような世界観に、取り返しのつかないような絶望的な幕切れに、現代のミステリやホラーにはない、退廃的な空気を感じる。 6篇のそれぞれが独特の世界観であるが、やはり”ムラ”を感じてしまうのは致し方ないところ。昭和の漫画を解説する部分はややもたつく感じがあり、一方で『時の劇場』のスピード感は魅力的である。 最後の章はどうなの?という話では有るものの、全体には最近あまり見ないタイプの作品で、満足度は高め。ただ、あとがきはともかく(その時点ですでにやりすぎ)、解説でも同じネタを引っ張るのはどうなんだろうねえ。

Posted by ブクログ

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