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開発主義の時代へ 1972-2014 シリーズ中国近現代史 5 岩波新書1253
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開発主義の時代へ 1972-2014 シリーズ中国近現代史 5 岩波新書1253

高原明生(著者), 前田宏子(著者)

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開発主義の時代へ 1972-2014 シリーズ中国近現代史 5 岩波新書1253

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2014/08/22
JAN 9784004312536

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商品レビュー

3.8

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2024/12/04

開発主義の時代へ 1972-2014 シリーズ 中国近現代史 5 著:高原 明生 著:前田 宏子 岩波新書 新赤版1253 本紙で、ついに、中国近現代史は、習近平にたどりつく 6巻目は、清末から現代までの振り返りなので、歴史を追う旅は5巻で終わる 本書の時代区分については、違...

開発主義の時代へ 1972-2014 シリーズ 中国近現代史 5 著:高原 明生 著:前田 宏子 岩波新書 新赤版1253 本紙で、ついに、中国近現代史は、習近平にたどりつく 6巻目は、清末から現代までの振り返りなので、歴史を追う旅は5巻で終わる 本書の時代区分については、違和感があった、どうも国家主席での時代区分ではないらしい 本書の時代区分を追うと以下のようになる そして、鄧小平時代に形成された官僚群が、党と政府を含めて、強力な牽引役となっていく 一時、北京閥、上海閥とよばれていた、高級官僚群であり、以後は、そのリーダシップのもとに改革開放を推し進めていくこととなる。中国は、再び世界の大国の1つとなったのである。 <各章を分かつもの> 1982 第12回党大会で、主席制が廃止、総書記が党最高職位となったが、トップの権限を弱め、集団指導体制の制度を進めることであった 1992 鄧小平は、上海から武漢を経由し、広東省の経済特区に向かった。いわゆる南方談話である ここで、鄧小平は、地方幹部を相手に大胆に改革と開放を加速せよと強く訴えた 2002 第16回党大会の前に、党や政府、軍のポストを独占していた江沢民の去就が注目の的となる 2012 第18回党大会で、習近平政権が誕生、習近平は幸運にも、当初から軍事権をもあわせもつ協力な指導者としてスタートを切ることができた <中国最高指導者と、著名な事件> 1972-1976 毛沢東時代  1972 日中国交正常化  1976 四五天安門事件(周恩来死去) 1976 文革終了 1976-1978 華国鋒時代  1979 米中国交正常化 1978-1989 鄧小平時代  1989 六四天安門事件(胡耀邦死去) 1989-2002 江沢民時代  1997 香港返還  1999 マカオ返還 2002-2012 胡錦濤時代  2008 北京オリンピック 2012-2024 習近平時代 目次 はじめに 第1章 革命から発展への転換 1972-1982 第2章 改革開放をめぐる攻防 1982-1992 第3章 社会主義の中国的変質 1992-2002 第4章 中核なき中央指導部  2002-2012 終章 超大国候補の自信と不安 2012-2014 おわりに 参考文献 略年表 索引 ISBN:9784004312536 出版社:岩波書店 判型:新書 ページ数:224ページ 定価:780円(本体) 2014年08月20日第1刷発行 2021年10月15日第2刷発行

Posted by ブクログ

2015/01/17

毛沢東の行動、特定の個人やグループが影響力を持つようになると、常にその力遅いでバランスを取ろうとする。 鄧小平、韜光養晦政策 能力を隠し、低姿勢を保って時を待つ、 愛国主義教育、現代の中国では愛国主義と社会主義は本質的には一致する。 社会主義制度と市場化との矛盾を内包 ...

毛沢東の行動、特定の個人やグループが影響力を持つようになると、常にその力遅いでバランスを取ろうとする。 鄧小平、韜光養晦政策 能力を隠し、低姿勢を保って時を待つ、 愛国主義教育、現代の中国では愛国主義と社会主義は本質的には一致する。 社会主義制度と市場化との矛盾を内包 資本家の共産党円の入党、中国共産党は、社会主義ではなく、開発主義とナショナリズムによってたつ政党 政権の求心力を強化する上では対日闘争が有利に働く。現場への不満と将来愛の不安を募らせる国民をまとめていくためには、今林国との闘争が1番手っ取り早く、かつ有効である。

Posted by ブクログ

2014/11/16

毛沢東以降から現時点までの中国現代史を振り返る。 全体的には広く浅くの内容であり、 分かりづらい表現もあったが、せめぎ合いつつも 徐々に改革開放路線へシフトしてゆく流れを 細かに解説しており、また第二次天安門事件以降 高まった愛国主義教育についても興味深く読めた。

Posted by ブクログ