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12人の蒐集家/ティーショップ 海外文学セレクション
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784488016593 |
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12人の蒐集家/ティーショップ
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12人の蒐集家/ティーショップ
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商品レビュー
3.5
20件のお客様レビュー
武邑の紹介。現実と虚構が混じり合うような小説とのこと。 12人の蒐集家の方が面白かった。紫がモチーフ。 Eメールを蒐集するおじちゃん可愛い笑、メールに生真面目に返信する人を想像すると、善ってなんだろうって感じ 自分の写真を蒐集する男、ことばを蒐集する男→面白そう! 死の蒐集家: ...
武邑の紹介。現実と虚構が混じり合うような小説とのこと。 12人の蒐集家の方が面白かった。紫がモチーフ。 Eメールを蒐集するおじちゃん可愛い笑、メールに生真面目に返信する人を想像すると、善ってなんだろうって感じ 自分の写真を蒐集する男、ことばを蒐集する男→面白そう! 死の蒐集家: もっともすばらしい日を繰り返し永遠に生きること、と死を交換 夢の蒐集家 「芸術と同様、夢にも才能が必要とされ、才能ある夢見人はめったにいない。」p.65
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- ネタバレ
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奇妙なものを蒐集する蒐集家たち……なにかと紫色してて面白かったです。 蒐集するものがそのものだったり、何かの対価として貰い受けるものだったりと違いはあるけど、コレクションが偏執的だとすればどこかしら悪魔的な様相を呈してくるんだなと思いました。日々とか夢、死、希望を蒐集してるのは明らかに魔。 ひえぇ…と読んでいたら「ティーショップ」はなんだか様子が違っていてこちらも面白かった。でもこのお店の語り部たちも魔なんだろうと思う。対価としてこの先、彼女は物語られるのかもしれないな。
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ファンタスチカと呼ばれるジャンルがあるらしいのだが、本書はまさにそれだと思う。所謂「純文学」ともファンタジーとも異なる、不思議な読了感だ。不条理で奇妙奇天烈な世界をありふれた日常茶飯事のように思わせる作者ジヴコヴィッチ(及び翻訳者の山田順子さん)による"魔術"...
ファンタスチカと呼ばれるジャンルがあるらしいのだが、本書はまさにそれだと思う。所謂「純文学」ともファンタジーとも異なる、不思議な読了感だ。不条理で奇妙奇天烈な世界をありふれた日常茶飯事のように思わせる作者ジヴコヴィッチ(及び翻訳者の山田順子さん)による"魔術"は見事だと思う。 ところで、私が所有している本書には「東欧のボルヘス」という文句が書かれた帯が付いていたのだが、このボルヘス未読の者にはまったく理解も共感もできない文句にはいささか疑問を覚えた。
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