みんな「夫婦」で病んでいる

本田りえ(著者)

• 販売会社／発売会社: 主婦の友社
• 発売年月日: 2015/11/01
• JAN: 9784074017409

商品レビュー

2024/07/08

下記の著者の考える「仲がいい夫婦」の特徴が印象に残った。
1.相手の考えや意見の違いを「違い」として認められる。
2．離れていても信頼感が揺らがない。
3．不測の事態に一番にその人の無事を願う。
4、取り換えがきかない、人生の相棒。

恋人同士と違って長年連れそう夫婦には、好き・嫌い、趣味や意見、価値観が合う・合わない、と言った事は大した問題ではなく、お互いの違いを否定せずに、共に自立した状態で生きていける事が大事なのかなと感じた。

2021/04/06

気づいたときに相手に合わせられなくなってからが本番か〜
なんとなく以心伝心してる気がしちゃうけど、相手との違いを見つけつつ冷静に合意点を、探る努力しなくてはな

子育ては一瞬。今たいへんでも、結局の所一瞬か。

具体的に話し合うことが大事。自分の不安や不満を感情任せでなく事実と要件ベースで伝える

相手のいいところ、頑張っているところを忘れない

夫が子供っぽくても、夫のお母さんのように振る舞わないこと。一人の大人、父親として接する。

彼のペースで話を聞くこと。引き出したいなら！我慢！

ぐちは他の誰かに聞いてもらいましょう。

感情を適切に処理できるようになりたい。

夫に怒りをぶつけるにしても暴力以外の方法を思いつくのが正常。
相手の痛みを考えない、自分の怒りや攻撃性をコントロールできない人がDVにはしる

モラハラは、相手のアイデンティティを攻撃して個性を奪おうとする行為
あなたが私を怒らせる、あなたが悪い、責任を取りなさい、という流れに持っていきがち
いわば主従関係

理由の内容や重要度はあまり関係ない。
相手を不安にさせたり注意を引きつけること、自分に一層気を使わせるのが狙い

弁は立つけど相手の意うことを聞いて考えを修整するようなやりかたができない
一方的な持論展開になりがち
反論しようものなら論点をずらして機関銃のようにたたみかける
突然スイッチが入るとヒートアップして容赦ない攻撃が始まる

自分の言い分通すために屁理屈を言う
体調不良を嫌がる

子供はその環境に気がつく。
弱い者いじめを肯定する価値観を植え付けてしまう
無邪気でいられない

モラハラは自己愛性パーソナリティ障害に似ている

相手な話を聞いて、人格の基盤になるものや大切にしているものを否定しないこと。
ここまて

2019/03/23

結婚して普段の生活が始まると、それまで見えてこなかった地が出てくる。夫婦間の齟齬が広がらないうちに、丁寧にコミュニケーションを重ねていく努力を双方がすれば、修復可能だ。しかし片方が相手をコントロールしようとモラハラやDVを始めだしたら、被害者はズタズタにされる前に逃げるしかない。修復の仕方や別れる時の気持ちの整理の仕方が書かれている。夫婦とは難しいものだ。