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ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か 中公新書2349
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2015/11/24 |
| JAN | 9784121023490 |

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ヒトラーに抵抗した人々
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ヒトラーに抵抗した人々
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商品レビュー
4.2
24件のお客様レビュー
對馬達雄(1945年~)氏は、青森県生まれ、東北大学教育学部卒。東北大学で教育学博士号を取得し、秋田大学教育学部講師・助教授・教授、教育文化学部教授・学部長、副学長を歴任した研究者。専門はドイツ教育史およびナチス期の抵抗運動研究。研究と著作を通じ、戦争責任・市民的勇気・教育の役割...
對馬達雄(1945年~)氏は、青森県生まれ、東北大学教育学部卒。東北大学で教育学博士号を取得し、秋田大学教育学部講師・助教授・教授、教育文化学部教授・学部長、副学長を歴任した研究者。専門はドイツ教育史およびナチス期の抵抗運動研究。研究と著作を通じ、戦争責任・市民的勇気・教育の役割を問い続けてきた功績により、2023年に瑞宝中綬章を受章。 本書は、第二次世界大戦の前・戦中・後に、ナチスに抵抗して、ユダヤ人を救援し、また、ヒトラーの暗殺・政権の打倒を目指して活動した人々を描いたものである。 私はこれまで、ヒトラーやホロコーストに関して、ホロコーストの生還者によって書かれた、ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』やプリーモ・レーヴィ『これが人間か』、ヒトラーの自著『わが闘争』、ヒトラーについて分析したセバスチャン・ハフナー『ヒトラーとは何か』、本書にも出てくる反ナチ・グループ“白バラ”について書かれたインゲ・ショル『白バラは散らず』など、少なくない本を読んできた。また、ドイツのダッハウ強制収容所やエルサレムのヤド・ヴァシェム(ホロコースト追悼施設)を訪問したこともある(アウシュヴィッツはない)のだが、それは、20世紀最大の人類の蛮行ともいえるホロコーストとはどのようなもので、それはなぜ起こったのかという、極めて強い問題意識を持ったことによる。 また、敷衍すると、現在の世界情勢を眺めて、ヒトラーとホロコーストが残したものが、戦後80年を経た今も、世界を動かす最大のファクターのひとつであることに驚かざるを得ない。というのは、ホロコーストがなければイスラエルは建国されていなかった可能性が高く、その場合、イスラエルのガザ侵攻も、米国・イスラエルによるイラン攻撃もなかったし、ナチスがなければ、ロシアがウクライナ侵攻の口実としている“非ナチ化”も存在しないのだ。(そもそも、ヒトラーがいなければ、第二次世界大戦(ヨーロッパ戦線)自体が起こっていなかったもしれないが。。。) 本書を読んで改めて認識したのは、当時のドイツにおいて、ヒトラーは絶大な人気があったということである。これまで、多くの国民は、ナチのプロパガンダに乗せられて同調したか、独裁体制の恐怖に脅されて受け身の態度を強いられていた、と語られることも多かったが、実際には、経済的恩恵と引き換えに、国内に数多の強制収容所が建設されることを認めたし、数百万人が抹殺されるホロコーストに発展しても、ヒトラーを支持し続けたのである。 しかし、一方には、本書に描かれている、“エミールおじさん”、“クライザウ・サークル”、“白バラ・グループ”、ゲオルク・エルザ―、“1944年7月20日事件に関与した人々”、“ローテ・カペレ”のような、「もう一つのドイツ」を掲げて、ヒトラーに命がけで抵抗した人々、更には、(戦後も)黙して語ることのなかった、ユダヤ人の救援に手を差し伸べた多数の人々がいたのである。彼らは、「いかに生きるか」という普遍的な問いかけに、真摯に応答し行動したのだ。 もうひとつの気付きは、ドイツにおいては、戦後の占領下の社会においても、まだヒトラー支持が色濃く、抵抗者であった彼らには裏切り者の汚名がつきまとい、遺族たちも物心両面の苦悩が続いたということである。ここに、被占領地のパルチザンやレジスタンスとは大きな違いがあったのだ。また、一方で、占領国軍政府は、ドイツ国内での反ナチ運動の存在を否定する方針をとった。というのは、戦勝国にとっては、内部抵抗の助力なしに無条件降伏したという事実が必要だったからである。 ここまで書いてくると、自ずから日本のことに考えが及ぶのだが、日本ではドイツにあったような、ある程度組織化された抵抗運動というのは見られなかったのか。。。当然ながら、国家や社会の体制の違い、国民の思考様式の違いなど、様々な背景があると思うが、そうした抵抗運動(の有無等)を含めて明らかにしていくことも、歴史総括のひとつなのではなかろうか。そして、そのような歴史総括・認識こそが、昨今の不透明な世界情勢の中で、我々がどのように行動するべきかの道しるべになるのではないだろうか。 (2026年4月27日了)
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映画「戦場のピアニスト」を見てから興味を持って読んだ一冊。ユダヤ人からの視点だけでなくドイツ人側からの人生も知ることができた。改めて当時のヒトラーへの陶酔具合の高さを実感した。
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ヒトラーが絶対的に支配していた第二次世界大戦中のドイツで、ヒトラーに抵抗してユダヤ人を助けたり、反ナチスの行動をしていた人達がいました。 彼らは、国民の大多数がナチス体制を支持していた中でも、自分の良心に従い行動していました。 多くの人達が捕まって死刑になったりしました。 自分...
ヒトラーが絶対的に支配していた第二次世界大戦中のドイツで、ヒトラーに抵抗してユダヤ人を助けたり、反ナチスの行動をしていた人達がいました。 彼らは、国民の大多数がナチス体制を支持していた中でも、自分の良心に従い行動していました。 多くの人達が捕まって死刑になったりしました。 自分が同じ状況に置かれたとき、彼らのように勇気ある行動をすることが出来るだろうか?と自問すると、たぶんできないだろうと思います。 人間は、ヒトラー、ナチスのように残虐非道なこともするし、その反対にこの本に書かれているような尊い行動をすることもします。 人間の不思議さを感じました。
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