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失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ Ⅱ 岩波文庫
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失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ Ⅱ 岩波文庫

マルセル・プルースト(著者), 吉川一義(訳者)

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失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ Ⅱ 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/11/19
JAN 9784003751183

失われた時を求めて(9)

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商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2026/01/24

虚栄心、欺瞞、からかい、一人相撲、貴族もブルジョアも市民もやがて同質化していく中で、この時代の社会構造(階級社会の歪み)の変化を背景に矮小化された人間同士が関係を求め合う。 600ページを超える本巻で、ストーリーが動くのはわずか数ヶ所(2〜3ヶ所?)それ以外は同じ場面で延々と続く...

虚栄心、欺瞞、からかい、一人相撲、貴族もブルジョアも市民もやがて同質化していく中で、この時代の社会構造(階級社会の歪み)の変化を背景に矮小化された人間同士が関係を求め合う。 600ページを超える本巻で、ストーリーが動くのはわずか数ヶ所(2〜3ヶ所?)それ以外は同じ場面で延々と続く会話や心理描写で埋められている。 何を読まされてるんやろ?と思う反面、大作家の作品を読破し、理解しましたと見栄をはるために読み進めるこちらも小市民。 自らの虚栄を背負い、十四巻のうち、九巻まで読んできたのだから小市民として最後まで読み切りたい。 最後まで読むことで、本書の位置付けもわかるかもしれない。 し、わからないかもしれない。

Posted by ブクログ

2020/04/14

メディアとしての自動車体験の描写、考察が今も色褪せない。 この巻の登場人物のこじらせ具合も半端ない。 生きること、とくに愛することはこじらせることに他ならない。 最後のアルベルチーヌの同性愛を確信してしまうくだりは、性的指向のセンセーショナリズムの強調にあるのではなく、倒錯を...

メディアとしての自動車体験の描写、考察が今も色褪せない。 この巻の登場人物のこじらせ具合も半端ない。 生きること、とくに愛することはこじらせることに他ならない。 最後のアルベルチーヌの同性愛を確信してしまうくだりは、性的指向のセンセーショナリズムの強調にあるのではなく、倒錯を感じる常識への一種の揺さぶりにあるのではないか。同性愛者だったプルーストだったから、時代を待つことなく、書き上げられたのではないか。

Posted by ブクログ

2019/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソドムにもゴモラにも興味が沸かなかった。 「私」がご執心のアルベルチーヌについても同じだ。 そもそも、人が最も女を欲するのは、それが決定的に失われようとするときなのではないか? そのことを証するかのように、「私」は、彼女がゴモラの女だと知って初めて、彼女を繋ぎとめようと必死になる。 『われわれがいかにあれこれ考えをめぐらしても、真実はけっしてそのなかに含まれない。真実は、つねに外部から、まったく想いがけぬときにやって来て、われわれに恐ろしい針を刺し、永久に癒えない傷を与えるのだ。 ―中略― 「…ほら、憶えてるかしら、あたしよりも年上の女友だちのこと、あなたに話したことがあるでしょ。あたしの母親がわり、姉がわりになってくれた人で、その人といしょにトリエステですごした何年かはこれまでで最高の経験だったし、何週間かしたらそのお友だちとシェルブールで落ちあって、そこからいっしょに旅行する予定なのよ ―中略― で!そのお友だちだけど、(あら!あなたが思うような種類の人じゃ全然ないわよ!)、これが、なんと不思議なことに、どんぴしゃり、そのヴァントゥイユって人のお嬢さんの親友なのよ、 ―以下略―』(第4篇ソドムとゴモラⅡ(2-4)) 『と母は言うと、 ―中略― 私に窓を指し示した。しかしお母さんが示してくれたバルベックの浜辺や海や日の出の背後に、私が母の目にもそれとわかるほど絶望をあらわにして見ていたのは、モンジュヴァンの部屋だった。そこでは、バラ色に上気したアルベルチーヌが、大きな雌猫のように身体を丸め、鼻を強情そうにそり返らせ、ヴァントゥイユ嬢の女友だちになりかわり、同じ官能的な笑い声をあげて、こう言っている、「それがどうしたの!見られたら、かえって好都合じゃないの。―以下略―」』(同上)

Posted by ブクログ