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レッド・ドラゴン 新訳版(下) ハヤカワ文庫NV
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レッド・ドラゴン 新訳版(下) ハヤカワ文庫NV

トマス・ハリス(著者), 加賀山卓朗(訳者)

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レッド・ドラゴン 新訳版(下) ハヤカワ文庫NV

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/11/07
JAN 9784150413682

レッド・ドラゴン 新訳版(下)

¥385

商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2024/10/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

歯の妖精ことフランシス・ダラハイドの生い立ちが切なく、暗闇が怖くてトイレに行けずおねしょをして慌てて転倒しながらも祖母の布団に潜り込むも、祖母に次やったら裁縫ハサミで切り落とすからね(性器を)、と脅され。それでも祖母を愛していて、守りたい。その為に力をつけねば、と鶏から始まり、動物を殺す。 祖母は下働きの者が殺しているのではないかと疑い、さらに性格が歪み、全員が辞めた後しばらくして認知機能がおかしいとし精神病院行き。 数年後、精神安定剤で落ち着くようになった祖母が家に戻ってきて、ダラハイドが世話をする。 ダラハイドは女の部屋に忍び込んだところを捕まり、刑務所か陸軍かで陸軍を選び、勤務し続けていた。他、白杖の女性に少し心を許したり、今に繋がっていくのが面白い。もっと早くにこのエピソードが読めていたら、上巻ももっと面白く感じただろう。 後半、ダラハイドと竜という二重人格っぷりが強くなってくる。多重人格は好物なので面白かった。 火事で死んだとみせかけてグレアム一家を襲ったのは急展開すぎて(グレアムも妻との間に隔たりを感じるという描写が直前までとても多かったのもあり)、最初は精神的に追い詰められたグレアムの幻覚かと思ってしまった。 ミステリーとして面白いっちゃ面白いのだが、火事でダラハイドとして死んだ方が皮肉があって好みだった。 ダラハイドは起きるまえにかならず歯を入れる。バスルームに歩いていく。ライトはつけない。暗いなかでトイレを見つけ、行儀よく便座に座る。p54 “愛“が耐えがたいほど胸の内でふくらみ、外に吐き出すことができなかった。p64 ダラハイドのなかに、復讐するという感覚はない。“愛“と、来るべき“栄光“への思いがあるだけだ。p79 『大いなる赤き竜と陽をまとう女』ブレイクによる絵画p84

Posted by ブクログ

2024/03/19

ハンニバルシリーズ1作目。 サイコノワールという感じかな? ピカレスクロマンっぽいところもある。 読み応えがあって面白かった。 次は有名な『羊たちの沈黙』。

Posted by ブクログ

2023/08/26

面白過ぎた。 容赦ないシリアルキラーのグロい事件現場に 恐れを成しつつ、ドキドキしながら読む体験は、 クセになる。展開も早く、飽きさせない。 レクター博士、〈歯の妖精〉は元より、調査官グレアムもFBI捜査官クロフォードも何か凡人とはかけ離れていて、危うさを持っている。どこか狂っ...

面白過ぎた。 容赦ないシリアルキラーのグロい事件現場に 恐れを成しつつ、ドキドキしながら読む体験は、 クセになる。展開も早く、飽きさせない。 レクター博士、〈歯の妖精〉は元より、調査官グレアムもFBI捜査官クロフォードも何か凡人とはかけ離れていて、危うさを持っている。どこか狂っている。狂人と常人との境界線はあいまいなのかもしれない。 重要なモチーフの赤き竜の絵(表紙の絵)は、ウィリアム・ブレイクという画家の有名な絵らしいが、とてもグロテスクで、本作にピッタリ。一度見たら忘れられない。 羊たちの沈黙 レッドドラゴンと準備は整った。 次はいよいよ「ハンニバル」へ。 ようやくレクター博士と直接対面できるのが、 今から楽しみだ。

Posted by ブクログ

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