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太平記(四) 岩波文庫143
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太平記(四) 岩波文庫143

兵藤裕己(著者)

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太平記(四) 岩波文庫143

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/10/19
JAN 9784003014349

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2024/10/05

西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。 新田義貞の実弟・脇屋義助の転戦と死。 天下は武家のものとなり足利兄弟は、天災と混乱、 それに後醍醐帝鎮霊のために天龍寺を建立。 しかし世は鎮まらず、各地で内乱が起こり続ける。 児島高徳や脇屋義助の子・義治、楠正成の子たちの反...

西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。 新田義貞の実弟・脇屋義助の転戦と死。 天下は武家のものとなり足利兄弟は、天災と混乱、 それに後醍醐帝鎮霊のために天龍寺を建立。 しかし世は鎮まらず、各地で内乱が起こり続ける。 児島高徳や脇屋義助の子・義治、楠正成の子たちの反乱と死。 そして高師直が吉野南朝の皇居を焼き払う。 奢り極める高兄弟に足利直義は企てを起こすが、 逆に攻められ、直義は蟄居し、出家。 九州では直義の養子・直冬が挙兵、尊氏と師直が討伐へ向かう。 それを機に直義は脱出。観応の擾乱の勃発となる。 北朝から鎮守府将軍の院宣を得て、更に南朝へ。 それを知った尊氏と高兄弟の軍は合流し、直義軍と戦うが、 大敗に。だが直義との合議となり上洛へ。その途上、高兄弟と 高一族は粛清され滅亡してしまう。 ・凡例 ・全巻目次 第二十二巻(欠) 第二十三巻 第二十四巻 第二十五巻 第二十六巻 第二十七巻 第二十八巻 第二十九巻 ・付録 系図(高氏系図・上杉氏系図)     『太平記』記事年表4 [解説4]『太平記』の本文 参考文献有り。 ・地図 瀬戸内海関係図  南北朝時代が舞台の歴史読み物「太平記」。 観応の擾乱が中心となりますが、楠正成や護良親王の怨霊が 登場したり、天狗が出てきたり、不穏な出来事があったりと、 人々の不安が駆り立てられています。 また「史記」の引用も多い感じ。 でも戦記物語の部分は迫力満点。 奮闘あり、一騎打ちありでハラハラドキドキ。 ん?捻じ首にせんと・・・マジ首ってねじ取れるのですか?? それと戦いに利を測り、裏切りや逃亡の多いこと。 尊氏と高兄弟の軍が数万から数百人ほどまで減って、 高一族で討たれるのは14人。その中間や下部は逃げたそうな。 ちなみに第二十二巻(欠)は足利政権の圧力ゆえらしい。

Posted by ブクログ

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