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ヨイ豊
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/10/28 |
JAN | 9784062197762 |
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ヨイ豊
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商品レビュー
3.6
29件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
浮世絵は嫌いじゃないけど、作者とか有名どころの写楽や広重ぐらいしか知らなかったが、図書館の返却棚にあるのに目が付き手を伸ばしてみた。 ヨイ豊とはいかなるものか?読み進めて最終章でようやくその言葉が出たときには泣けた。歌舞伎役者もそうだけど、先代が偉業を成したほどにその名前を襲名するプレッシャーは計り知れない。ましてや自分の弟弟子に才ある存在があればなおの事。八十八とのやり取りが面白くてハラハラして、そして切なくて、そんな二人が明治維新の動乱のを経て、時代が変わり、流行が変わり、それでも錦絵にこだわりぬいた生き様の果てが”ヨイ豊”である。豊原国周の名前も出てきたのでググってみた。ああ、この絵、この人だったんだ!って。 近代日本では浮世絵は蔑まれ、国外で高い評価を受けるとか日本のレベルの低さは日本の歴史そのものが原因なのかなぁと思う次第である。こういうのを読んでいると、ほんと今のCGって時代の申し子ではあるが”面白みに欠ける”だと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
国芳一門に比べると、いささか尻窄みの印象のある国貞一門。敢えてこのタイトルなのかあ。版元達の口さがないことったら容赦ねーな。なんか哀しい。まあ、豊原国周は別途、改めて関連書を探して読みたい。 ところで、弁天小僧菊之助って、三代豊国の発案とは知らなんだ。先にアイデアありきで具現化したんですな。 しっかし、上野戦争で、弟子の雅之助が出奔。 探しに行った上野の山で清太郎が出会ったのは…やっぱり出た、芳年。嬉々と画を描いてやがるよ。
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私の好きな芸術もの。歌川と言う大名跡の後継に相応しのか否か。弟弟子の奔放な絵に対しての自らの引け目、葛藤が余す所なく描かれていた。江戸最後の絵師の物語。
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