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郵便配達人 花木瞳子が顧り見る TO文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | TOブックス |
発売年月日 | 2015/10/31 |
JAN | 9784864724357 |
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
叙述トリックが素晴らしい。 目まぐるしく変わる二つの視点から不審な「サンタさんへ」と宛てられた手紙を軸に読者も騙される。 ただ差出人の、つまりは犯人の性格とか動機とかという部分が些か非現実的すぎるというかファンタジーというか。このシリーズの犯人はサイコが多いので一般人には推量れない動機が多いのだが今回はシンプルに未成熟で幼稚だったのでキャラの魅力という部分ではこれまでよりもだいぶ劣る。 ミステリー部分が素晴らしかっただけにちょっと惜しい。
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夏なのに届く、宛先もないサンタさんへの手紙。 その中身は、ひらがなばかりの怖いものだった。 若干明かされる、主人公の親の話。 そして前回の青年も再び登場。 そしてまた(?)1巻の時と同じように騙されました。 確かに、それだけだとそうだと思います!! とはいえ、話が進めば進むほど...
夏なのに届く、宛先もないサンタさんへの手紙。 その中身は、ひらがなばかりの怖いものだった。 若干明かされる、主人公の親の話。 そして前回の青年も再び登場。 そしてまた(?)1巻の時と同じように騙されました。 確かに、それだけだとそうだと思います!! とはいえ、話が進めば進むほど、もしや? という 疑いは出てくるわけですが。 それだけに終着し、それだけを頑張る。 そのままならば、確かにそうなるでしょうが 誰も接触せず、何もなく、こうなるにはどうすれば? 正体にぞっとして、かかわってしまった事にぞっとして。 むしろ、そこに繋がるとは思いませんでしたけど 読者だからこそ、繋げる事が出来た、とも言えます。 関係ない事は、多分出てこないもの、ですし…。
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なんとなくはこうかな、あぁかな、と思いながら読んでいたけど、本当に最後のところで全てが繋がった。 いやぁぁぁぁめっちゃこわい。純粋だからこそこわいって、あるんだな。
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