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村上春樹 雑文集 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/10/01 |
| JAN | 9784101001678 |

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村上春樹 雑文集
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商品レビュー
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冒頭の「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)」が東京にある某私立高校の今年の入試問題に出た、というので読んでみた。村上春樹の文章は一見平易だが、中身は難しい。小説は、比喩の構築物であり、大人でも知識が浅いと意味を連想できない。村上自身が書いた小説論は、中3に歯が立つ...
冒頭の「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)」が東京にある某私立高校の今年の入試問題に出た、というので読んでみた。村上春樹の文章は一見平易だが、中身は難しい。小説は、比喩の構築物であり、大人でも知識が浅いと意味を連想できない。村上自身が書いた小説論は、中3に歯が立つだろうか。以下、私自身の意訳も含めた本文の解釈だ。 小説家は、自分とは何かという問いかけに対し、多くを観察して仮説を積み上げ物語化する職業だ。その問いかけへの最終的な答えは読者に委ねている。 そもそも、何を書いたとしても、自分自身との関係を自動的に記録してしまうのが書くという行為だ。だから、何でも書けばいいのだ。それが問いかけに向き合うことになるから。 ただし、仮説はどんなにうまく積み上げられても有限でなければならない。人は物語が終われば現実世界に戻るものだ。 カルト宗教は、クリーンな世界があると言って人を引き込み、現実世界に戻そうとしない。小説も、虚構の世界に読者を引き込む点では同じだが、終われば読者を眠りから解き放つ。邪悪なものと闘ってきた伝統もある。 牡蠣フライについて書く。なじみのレストランで食べる牡蠣フライが与えてくれたのは、仮説、つまり自分とは何かを問う物語の材料だ。 以上、このように読んだ。やはり難しい。 本書は、小説家が仮説をどう扱うべきかについても次のように書いている。 仮説を、まるで眠っている猫を手にとるときのように、そっと持ち上げて運び(僕は 「仮説」という言葉を使うたびに、いつもぐっすり眠り込んでいる猫たちの姿を思い 浮かべる。温かく柔らかく湿った、意識のない猫)、物語というささやかな広場の真 ん中に、ひとつまたひとつと積み上げていく。 ジャーナリズム的な文章は、目に飛び込む見出しが命だから、本文も結論を頭から書くことが求められる。そのためしばしば、観察対象を力業で言葉にしてしまい、結果、伝え方が歪んでしまうものも多い。 小説は、ありのままをそっと掬い取り、積み上げる。幸い結論は読者が読み取ってくれる。この仮説の積み上げは繊細な作業で、プロの小説家がなしえる技だ。 そういう技術論も、村上はここで書いているのだ。中3には難しくないだろうか。
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村上春樹の「一般人」の理解は、ちょっと僕たちの現状から離れてる気がする 一般の人は海外文学なんて読まないし、その文学史的な位置付けや伝記的エピソードなんて知らないし、クラシックは当然、ジャズにも明るくない それでいながら、軽いタッチの文体で社会の外れものを自認するので、ちょっとス...
村上春樹の「一般人」の理解は、ちょっと僕たちの現状から離れてる気がする 一般の人は海外文学なんて読まないし、その文学史的な位置付けや伝記的エピソードなんて知らないし、クラシックは当然、ジャズにも明るくない それでいながら、軽いタッチの文体で社会の外れものを自認するので、ちょっとスノビズムみたいなものを感じてしまう それでも、作者である村上春樹は、自分が作家として、どのような責任を社会に負ってるのかを深く考えて、それをきちんと背負おうとしている そういう社会への関わり方に、自分は無意識に憧れてきたのかもしれないな、と感じた
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数ページずつの、なんというか、「雑文集」であった。様々なことを考えておられる人なのだなあということを、改めて感じた本であった。1年くらいして、また読んでみようと思う。
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