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深夜百太郎 出口
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ナナロク社 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784904292624 |
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深夜百太郎 出口
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商品レビュー
4
13件のお客様レビュー
100話ともそこまで長くないが,どれも不満を感じることなくしっかりと作られていてとて,とても楽しめました.
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100作品も舞城王太郎を味わえるというなんとも贅沢な短編集だった。 意味がわかると怖い話的なひねりはない。ホラー小説ではあまり見かけないような一風変わった落とし所のお話も多いが、どれも素直な語り口になっている。 100作品も読むとだんだん舞城王太郎のホラー小説観が見えてくるよう...
100作品も舞城王太郎を味わえるというなんとも贅沢な短編集だった。 意味がわかると怖い話的なひねりはない。ホラー小説ではあまり見かけないような一風変わった落とし所のお話も多いが、どれも素直な語り口になっている。 100作品も読むとだんだん舞城王太郎のホラー小説観が見えてくるような気もして、「あなたはあなたなのか?私は私なのか?」といった人間の同一性をテーマにした作品がとても多い。さらに、「ソレはあなたではなかったけれど、それでもあなたとの関係が不可逆に変化してしまう」という話が多い。また、「私は"私"ではなかったけれど感情は偽れない」といった話も多い。それはつまり、「人間と非人間の境界線は"想い"の前には揺らいでしまう」といったテーマとしてまとめることも出来るはずだ。そういった観点から見るとホラーという舞台であっても、いつもの舞城とブレない一貫した関心が潜んでいるようにも思われる。 ホラーとしてもしっかり怖いが、そういった作家性の強さもあり後半はどうしても似通った話が多くなってくる。したがって、「沢山のお話を通して、舞城のことをもっと知りたい!」という舞城のファン向けの短編集の側面もややあるかなと思う。
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幽霊や不可解な出来事は寓話的に読めるけど、人の悪意が加わった怪談は怖い。 次の瞬間、目の前の人が違う人格になっていたりするのかもね。
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