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神の水 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784153350236 |
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神の水
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
とてもリアルかつ、エンターテイメント性の高い作品だった。すぐにでも映画化できそう。水の枯渇に苦しみ、水利権を巡って州同士の争いが絶えないアメリカ。そこで暗躍するウォーターナイフ。バチガルピ氏は様々なレポートなどの事実を元にこの物語を書き上げている。蛇口から滴る一滴の水も大切にした...
とてもリアルかつ、エンターテイメント性の高い作品だった。すぐにでも映画化できそう。水の枯渇に苦しみ、水利権を巡って州同士の争いが絶えないアメリカ。そこで暗躍するウォーターナイフ。バチガルピ氏は様々なレポートなどの事実を元にこの物語を書き上げている。蛇口から滴る一滴の水も大切にしたくなる作品。
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SF文学としては自分は久しぶりに読めた。テーマは近未来になっているが、現実でも起こりそうな話だった。ちょっと暗かったので評価は3.
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近未来、水不足のアメリカ南西部を舞台に、追い詰められていく人々の生活や水利権争いをリアルにシビアに描くSF作品。水資源公社の代表の命令で水利権に関わる怪しい動きを調査する工作員アンヘル。水利権売買を行おうとしていた知人の死を調査する女性ジャーナリストのルーシー。ただただ生き抜き現...
近未来、水不足のアメリカ南西部を舞台に、追い詰められていく人々の生活や水利権争いをリアルにシビアに描くSF作品。水資源公社の代表の命令で水利権に関わる怪しい動きを調査する工作員アンヘル。水利権売買を行おうとしていた知人の死を調査する女性ジャーナリストのルーシー。ただただ生き抜き現状を脱することに必死の難民の少女マリア。立場の全く違うこの三人の物語がやがて一つに繋がってくる。 物語の基本構成はアンヘルとルーシーを軸にするハードボイルド色強めのサスペンスなのですが、難民であるマリアの日常の物語にもっとも感情移入した。マリアの物語があることで、この土地の人々の悲惨な状況が伝わってきて、なんとも言えない焦燥感を感じてくる。 主人公たち以外の登場人物も含めて、皆がそれぞれの立場と考え方や哲学のもとに生きていて、それが絡み合って複雑に世界が動いているという感じがよく描かれている。 それぞれの物語で終始緊張感が継続し、テンポもよく、ラストぎりぎりまでどうなるのかと惹きつけられた。全体を通したいくつかの謎とその解決も小気味良い。このラストも好き。 面白かったです。
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