- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町 幻冬舎新書393
定価 ¥880
660円 定価より220円(25%)おトク
獲得ポイント6P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/3(木)~10/8(火)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2015/09/30 |
JAN | 9784344983946 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/3(木)~10/8(火)
- 書籍
- 新書
三大遊郭
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
三大遊郭
¥660
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書名こそ三大遊郭ではあるが、吉原(東京)、島原(京都)、新町(大阪)の公認遊郭三ヶ所以外にも非公認の湯女の他、類似業種の芸者や陰間の事、また、明治以降の遊郭についてなど浅く広く書かれており、この一冊で遊郭の事がある程度わかった。 遊女の日常や営業手法、稼ぎや格、言葉遣い、著名な遊女、後世や当時の文献を多数引用しながら紹介されている。 (滝沢馬琴はかなりの遊郭ファンであったことがわかった。) 美しく煌びやかで才能豊かなエリート芸能人的存在から、ただ性的サービスをする存在となる過程がわかりやすい。 処女性がもてはやされるようになったのはキリスト教的考えからだとか、客層が武士から商人に移り、コスパが重視されるようになったとの事情はなるほどと思った。 いわゆる“太夫”が存在したのも公営遊郭の歴史のほんの初期の事なのだなぁ。 私が遊郭に興味を持つきっかけとなったのは、小説『花宵道中(宮木あや子著)』である。 確か天保の改革あたりの時代が舞台であり既に遊女は芸能人的存在ではなく春をひさぐ女性として書かれていた。 遊郭には季節の行事があることを『甘露梅: お針子おとせ吉原春秋(宇江佐真理著)』で読んだが、行事の多さにゲンナリしてしまう。 イベントにかかる衣装代や客へのプレゼント、スタッフへの心づけ、禿の世話費など全部自分持ちなのはかなりきつい。 稼ぎもほとんど置屋に取られて遊女自身の取分がほとんど残らないのが気の毒である。 悪徳置屋もいたのだろうが、今でいう零細企業ならぬ零細置屋もあったんだろうなぁ。 花宵道中の勝野さんのように支払いに苦慮した置屋の女将さんもたくさんいたのかも。 気を遣ると妊娠してしまうとか妊娠は恥であるとか梅毒にかかるのは一人前の遊女になる試練だとか医学が発展していないとはいえ、当時の考え方はなかなか理不尽だなと思った。
Posted by
落語から吉原に興味を持って手に取った。 序盤、3つの遊郭の話がまとまりなくピックアップされていて、もう少し3者を同テーマから比較した方が読みやすいかな、という気はした。 とはいえ、遊郭に関する具体的なストーリーなどが盛り込まれており、なかなかイメージしづらい当時の空気感が垣間見え...
落語から吉原に興味を持って手に取った。 序盤、3つの遊郭の話がまとまりなくピックアップされていて、もう少し3者を同テーマから比較した方が読みやすいかな、という気はした。 とはいえ、遊郭に関する具体的なストーリーなどが盛り込まれており、なかなかイメージしづらい当時の空気感が垣間見えたのは非常によかった
Posted by
序章で「後ほど」「あとで説明」と何度も書かれており、文才がない読みにくい本を引き当てたんじゃないかと、しょっぱなから心配したましたが、なんのその、廓のことがよく分かる満足できる内容の本でした。 遊女や遊郭に興味があり、度々ネットなどで調べておりましたが、この本で初めて知る内容も多...
序章で「後ほど」「あとで説明」と何度も書かれており、文才がない読みにくい本を引き当てたんじゃないかと、しょっぱなから心配したましたが、なんのその、廓のことがよく分かる満足できる内容の本でした。 遊女や遊郭に興味があり、度々ネットなどで調べておりましたが、この本で初めて知る内容も多く、遊女がどのように生まれ、時代とともに変化していったのか、とてもわかりやすかったです。 また、今も昔も、女と男の欲望や心理はあんまり変わらないのかな。と思える箇所もあり、面白かったです。
Posted by