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里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く 角川新書
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里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く 角川新書

井上恭介(著者), NHK「里海」取材班(著者)

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里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く 角川新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/07/10
JAN 9784040820132

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里海資本論

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商品レビュー

3.8

21件のお客様レビュー

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2024/11/30

『里山資本主義』の続編。瀬戸内海のアマモを再生するために立ち上がった漁師。富栄養化され赤潮が発生するまでになってしまった内海だが、稚魚の揺り籠となるアマモの森、牡蠣の養殖筏で、海水の浄化が進んでいく様子がダイナミックに描かれる。連鎖的に里山も再生され、ヒトが住みやすくなった。認知...

『里山資本主義』の続編。瀬戸内海のアマモを再生するために立ち上がった漁師。富栄養化され赤潮が発生するまでになってしまった内海だが、稚魚の揺り籠となるアマモの森、牡蠣の養殖筏で、海水の浄化が進んでいく様子がダイナミックに描かれる。連鎖的に里山も再生され、ヒトが住みやすくなった。認知症老人が生き生きと暮らす島にも感動。こんな小さな循環型社会がこれからの日本の理想なのだと思った。「自然を自分たちの都合で、今生きている自分たちのためだけに使い、あとは知らないという時代は、終わるべきなのだ」に納得。

Posted by ブクログ

2020/12/29

 唯一神の世界では、海に手を加えるというのは環境破壊である。SATOUMIは牡蠣の養殖することによって海を浄化し、アマモという海藻を増やして豊かな瀬戸内海を取り戻した。つまり海に手を加えることによってより豊かな海を実現して、漁業によって生きる道を開こうとするものです。  少し前に...

 唯一神の世界では、海に手を加えるというのは環境破壊である。SATOUMIは牡蠣の養殖することによって海を浄化し、アマモという海藻を増やして豊かな瀬戸内海を取り戻した。つまり海に手を加えることによってより豊かな海を実現して、漁業によって生きる道を開こうとするものです。  少し前に里山資本主義が有名になりましたが、里海資本論はそれを含めてオカネ資本主義に汚染された生き方を再考するきっかけになります。  人類史上、パンデミックは人類の歴史を大きく変化させてきました。3世紀から4世紀にかけての寒冷化が民族大移動を引き起こし、東では漢帝国を滅亡させ、西ではローマ帝国を分断させました。寒冷化は大飢饉をもたらし、免疫力が低下した人類にパンデミックを引き起こさせます。  14世紀のパンデミックも、ミニ氷河期の到来が原因で飢饉に陥り、大元帝国を崩壊させます。神への信仰に疑問を持つ多くの人が宗教改革やルネッサンスを起こすわけです。  こんな時代にこの本は読む価値ありです。今信仰されているマネー資本主義、金融緩和すればデフレから脱却できるとか、新自由主義とか、MMTとか、怪しい信仰は崩壊する可能性があります。こんな時代だからこそ読むべき価値ある一冊と言えます。

Posted by ブクログ

2018/12/25

里山資本主義の枠を更に超えた面白い人たちが多数登場します。里山資本主義とセットで読むことをお勧めします。

Posted by ブクログ