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里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く 角川新書
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/07/10 |
JAN | 9784040820132 |
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里海資本論
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里海資本論
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商品レビュー
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20件のお客様レビュー
唯一神の世界では、海に手を加えるというのは環境破壊である。SATOUMIは牡蠣の養殖することによって海を浄化し、アマモという海藻を増やして豊かな瀬戸内海を取り戻した。つまり海に手を加えることによってより豊かな海を実現して、漁業によって生きる道を開こうとするものです。 少し前に...
唯一神の世界では、海に手を加えるというのは環境破壊である。SATOUMIは牡蠣の養殖することによって海を浄化し、アマモという海藻を増やして豊かな瀬戸内海を取り戻した。つまり海に手を加えることによってより豊かな海を実現して、漁業によって生きる道を開こうとするものです。 少し前に里山資本主義が有名になりましたが、里海資本論はそれを含めてオカネ資本主義に汚染された生き方を再考するきっかけになります。 人類史上、パンデミックは人類の歴史を大きく変化させてきました。3世紀から4世紀にかけての寒冷化が民族大移動を引き起こし、東では漢帝国を滅亡させ、西ではローマ帝国を分断させました。寒冷化は大飢饉をもたらし、免疫力が低下した人類にパンデミックを引き起こさせます。 14世紀のパンデミックも、ミニ氷河期の到来が原因で飢饉に陥り、大元帝国を崩壊させます。神への信仰に疑問を持つ多くの人が宗教改革やルネッサンスを起こすわけです。 こんな時代にこの本は読む価値ありです。今信仰されているマネー資本主義、金融緩和すればデフレから脱却できるとか、新自由主義とか、MMTとか、怪しい信仰は崩壊する可能性があります。こんな時代だからこそ読むべき価値ある一冊と言えます。
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里山資本主義の枠を更に超えた面白い人たちが多数登場します。里山資本主義とセットで読むことをお勧めします。
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2015年81冊目 里山資本主義のNHK取材班が今度は里海を調査 里海はSATOUMIとして海外でも認知されている言葉らしい。 里山資本主義は里山にある資源を再度有効活用した生活を紹介したが、 里海では一度死にかけた海をいかに昔の環境に戻し生き返らせるかという点がポイント。 ...
2015年81冊目 里山資本主義のNHK取材班が今度は里海を調査 里海はSATOUMIとして海外でも認知されている言葉らしい。 里山資本主義は里山にある資源を再度有効活用した生活を紹介したが、 里海では一度死にかけた海をいかに昔の環境に戻し生き返らせるかという点がポイント。 一時期はコンビナートから垂れ流される汚水や生活排水で赤潮でいっぱいになり、 それまでは鯛の海だったのに魚達が生活出来なくなった瀬戸内海。 そんな瀬戸内海を生き返らせたのは牡蠣でありアマモ。 多くの人々の努力でかなりよみがえりつつある瀬戸内海であるが、 まだまだ戻ってはいないそうである。 自然と人間との関係性、将来への環境などについて考えさせられるとともに、 希望をもたせてくれる一冊であった。
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