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他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑 幻冬舎新書389

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2015/09/30 |
JAN | 9784344983908 |
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他人を非難してばかりいる人たち
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他人を非難してばかりいる人たち
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
「炎上と不寛容」の問題について。 炎上させる方が悪いのか、それをネタに徹底的に攻撃する方が悪いのか。この本では幾つかの事例が紹介されるが、中でも某県議の話は後味が悪いというか、考えさせられる。市民感覚のズレた県議の振る舞い、いわゆる病院に対するクレーマのような行為について、それ...
「炎上と不寛容」の問題について。 炎上させる方が悪いのか、それをネタに徹底的に攻撃する方が悪いのか。この本では幾つかの事例が紹介されるが、中でも某県議の話は後味が悪いというか、考えさせられる。市民感覚のズレた県議の振る舞い、いわゆる病院に対するクレーマのような行為について、それだけで済ませずに、県議自らのSNSにまで病院の酷さを投稿。結果、共感を得たのは病院の方で、叩かれたのは県議。この内容については見るからに、県議がおかしいように感じる。お金を受け取りに座席まで持ってこい、こっちは客だと、挙句、金を払わずに退出・・。これで叩かれるならば、ある意味ではスカッとするような話だが、その後、叩かれ過ぎて県議は自殺。一体、これは何なのか。 本書は、叩く側、叩かれる側どちらの立場でもないが、いずれにも見られる「過剰反応」を区別する。SNSやネット社会が‟異常値”を可視化した事で、自ら叩かれやすい構図にはまっていっている、という気がする。私はブクログ以外のSNSは利用していないが、ネット作法、リテラシーが不足すれば、この社会に期待される‟清廉潔白なモデル”からは誰しも零れ落ち、それが分かっていながら、しかし、僅かな隙間で共感を得ることで「いいね」を量産したがるのも、また人間だ。 良い車に乗っていると気が大きくなる。アバターはこれに似た作用があるが、もっと言えば、「匿名」そのものが、公開する外向きの人格の制限を受けなくなる事、加えて、彼我の区別を無効化させるために、一体となって暴力的になり易い効果があるようだ。リアルで見れば、見た目の暗いオジサンと陽キャな大学生が、ネットでは互いにそれと知らず一緒になって誰かを叩いていたりする。区別が無効化されるとシャーデンフロイデを軸に人は纏まりやすい。 何か知識を得るような本ではない、と思うが、考えさせられる本である。このまま人類が浄化されていく、と考える向きもあるが、人間はリアルでは、暴力性を制御してうまく付き合っていけるのだから、そうならばネットなんて見なければ良い、とも思う。浄化社会は、我々がいかにネット依存しているかという警鐘でもある。
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パッシングする個々の心理、社会環境、歴史から分析されていた。 この類を本を読んだことがない人にはおすすめ。 重要な内容はそれ程多くなく、ある程度想像していた内容であった。 全体的に一般的で優しく、ページ稼ぐために話をのばしている節がある。 少し流しながら読んでも十分内容を理解でき...
パッシングする個々の心理、社会環境、歴史から分析されていた。 この類を本を読んだことがない人にはおすすめ。 重要な内容はそれ程多くなく、ある程度想像していた内容であった。 全体的に一般的で優しく、ページ稼ぐために話をのばしている節がある。 少し流しながら読んでも十分内容を理解できる内容。
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身近に相手を貶すことでしかコミュニケーションが取れない人がいて借りてみたら、もっとマクロな視点だった。でも実は根っこは同じなのかも…と勉強になった。
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