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考えるヒト ちくま文庫
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考えるヒト ちくま文庫

養老孟司(著者)

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考えるヒト ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784480433008

考えるヒト

¥220

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/01/29

脳科学者ならではの、ヒトの行動分析。 その行動とは一体何であるか、の定義付けが巧い。 ヒトの脳内には各々の現実があり、その重みづけが異なることが価値観の違いになるという考え方は興味深い。

Posted by ブクログ

2020/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人間とは、要するにほとんど脳の働きなのである。日本で人が死ぬふつうの場合、1心臓が止まって、2瞳孔の反射がなくなって、3自発呼吸がなくなれば、医者にご臨終ですといわれる。呼吸は延髄にある呼吸中枢のはたらきで生じる、脳が完全に死ぬということは、延髄も死ぬということで、それなら呼吸も止まるのである。」  2017年末、父の容体が悪くなってから亡くなるまでの期間に読んでいたので、「われわれの脳の働きである意識が主観であるということ、社会はじつは脳によって作り出された世界であるということ」を深く考える機会になった。  「意識は、脳の大切なはたらきの一つである。」私は、このような話を聞くまで、世界を認識しているのが、一人ひとりの意識であり、その認識は、人それぞれ違うということを、それこそ意識したことがありませんでした。まさに目から鱗が落ちた瞬間でした。  そして、人それぞれが異なる意識で認識している世界を、私たちは現実だと思い込んでいます。現実は人それぞれ違うことに気がつかずに…

Posted by ブクログ

2018/09/03

脳の行為のごく一部を,疑問とそれに対する考えを繰っていく.決して答えなどある訳でもなく,でもそれが本来の生命という機関なのではないのか,常に考え続け考えをアップデートしていく行為こそが生きるということであり,それ以上でもそれ以下でもない(それ以下の人達は沢山いるのかも知れないが)...

脳の行為のごく一部を,疑問とそれに対する考えを繰っていく.決して答えなどある訳でもなく,でもそれが本来の生命という機関なのではないのか,常に考え続け考えをアップデートしていく行為こそが生きるということであり,それ以上でもそれ以下でもない(それ以下の人達は沢山いるのかも知れないが),と説く.真っ当.

Posted by ブクログ

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