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ひげよ、さらば 理論社の大長編シリーズ
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ひげよ、さらば 理論社の大長編シリーズ

上野瞭(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社
発売年月日 2010/02/01
JAN 9784652010297

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商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

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2023/09/21

こちらの「ひげよ、さらば」&「おおやさんは ねこ」&「まぼろしのトムシーナ」は今回、猫丸(nyancomaru)さんの(ブックリストに掲載されている)オススメ作品です。 ※私、一個人として猫好きですので「読みたい」に登録しました。 また、話によると「ひげよ、さら...

こちらの「ひげよ、さらば」&「おおやさんは ねこ」&「まぼろしのトムシーナ」は今回、猫丸(nyancomaru)さんの(ブックリストに掲載されている)オススメ作品です。 ※私、一個人として猫好きですので「読みたい」に登録しました。 また、話によると「ひげよ、さらば」は復刊されているそうです。 ※猫丸(nyancomaru)さんの情報です。 ※猫丸(nyancomaru)さん、ネコ本の情報ありがとうございます‪(ᵔᴗᵔ) 自分もネコ関連の本をまた探してみます‪(^_^) ※追伸⋯また、興味がある方、気になった方は、どうぞ閲覧してください。

Posted by ブクログ

2023/06/16

小学生の頃に読み、懐かしくなって再読した。 てっきり知らなかったのだが、テレビの人形劇でやっていたので当時はやっていたんだね。自分は当時通っていた塾のテキストにある一節が練習問題で使われていて、そこが面白くて読んだのがきっかけだった。 ヒゲが無くなってしまった猫のヨゴロウザの冒険...

小学生の頃に読み、懐かしくなって再読した。 てっきり知らなかったのだが、テレビの人形劇でやっていたので当時はやっていたんだね。自分は当時通っていた塾のテキストにある一節が練習問題で使われていて、そこが面白くて読んだのがきっかけだった。 ヒゲが無くなってしまった猫のヨゴロウザの冒険物語。著者が児童文学には大人向けの本のような読み応えのあるボリュームの作品がないのを疑問に思ってとにかくボリュームのある小説を書こうと思ったというのが創作動機であるだけにすごく分厚い。だけど、面白くてさらっと読めてしまう。 猫界の猫模様が描かれ、追って野犬との闘いに発展するのだが、猫同士のコミュニケーションが人間模様と同様に描かれているのが作品を面白くしている。 最近は絶版になってしまっているというのを知って驚き、すごく残念に思った。こんなに面白いのに。

Posted by ブクログ

2022/03/16

児童文学の部類ですが、個人的にはかなり好きな作品。 森の沼地で目覚めた記憶喪失の猫「ヨゴロウザ」が様々な猫と出会い、戦いながら成長するストーリー。 猫が主役のストーリーとして、斉藤洋著「ルドルフとイッパイアッテナ」が有名でずが、本作は似た作品ではあるのですが、よりハードボイルド。...

児童文学の部類ですが、個人的にはかなり好きな作品。 森の沼地で目覚めた記憶喪失の猫「ヨゴロウザ」が様々な猫と出会い、戦いながら成長するストーリー。 猫が主役のストーリーとして、斉藤洋著「ルドルフとイッパイアッテナ」が有名でずが、本作は似た作品ではあるのですが、よりハードボイルド。 中盤では主人公たちが犬の軍団と戦い、何人(匹)か死傷者が出る程です。 また、裏切りや駆け引きなどの心理描写もあったり、これもなかなか面白いです。 戦いの描写は漫画「銀河」を読んでいるような感覚に近く、途中のシーンでは仲間とはぐれて敵地でたった一人奮闘するヨゴロウザに感情移入した読者は多いのではないでしょうか? ただ、漫画「銀河」と違うのは、キャラクターがみな男気に溢れたヒーローではなく、やたら理不尽で好戦的な猫、卑怯で臆病な猫、ナルシストで口だけの猫、承認欲求ばかり強い老猫など、いい意味でも悪い意味でもすごく「人間味」のある猫たちでどこか憎めません。 また時折出てくる、猫の視点から人間を見た風刺的な表現が楽しかったり、読む人を楽しませてもくれます。 しかし物語の最後は意外な結末になっています。 これ以上はネタバレになってしまうので控えますが、なんというか、心にザラッとした感覚の残る、何とも言えない衝撃のラストになっています。 児童文学とはいえ対象年齢はそこそこ高めだと思います。 昨今の児童文学に「ぬるさ」を感じているお子さんに、ちょっとしたスパイスを味わえる良い一冊なのではないでしょうか?笑

Posted by ブクログ

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