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不思議な羅針盤 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/09/01 |
| JAN | 9784101253411 |

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不思議な羅針盤
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商品レビュー
4.2
55件のお客様レビュー
とても良い‼️梨木さんが感じていること考えていることに、なんだかずーっと共感していた。恐れ多いですが、感性が似ているのかなと。梨木さんの本に惹かれる理由がわかる作品でした。
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梨木さんの日常を語るエッセイ。家の周りで咲く小さな花や人とのつながりを、優しく鋭い目で見つめ、温かい言葉でつづる、何気ない暮らしの羅針盤。 梨木さんはふと歩いてみた隣との細い境、手入れのされていない庭で一綸やっと花をつけて咲いている貝母を見つける。 この花は束にして活けるとお互い...
梨木さんの日常を語るエッセイ。家の周りで咲く小さな花や人とのつながりを、優しく鋭い目で見つめ、温かい言葉でつづる、何気ない暮らしの羅針盤。 梨木さんはふと歩いてみた隣との細い境、手入れのされていない庭で一綸やっと花をつけて咲いている貝母を見つける。 この花は束にして活けるとお互いの巻きひげでまるで縛りあって立っているかのように見える、そういう生き方から無理をしない、寄りかかれるものがあれば寄りかかってみる、状況に合わせて生きていく姿勢を感じる。 そしてサステナビリティー(持続可能性)という言葉に気が付く、よく見かけるようになったその言葉はやがて時代の波に流されていくだろう、生きていく間にはさまざまな事柄に出会うが、無理のない持続可能な生活、無理をしないで環境に合わせて生きる羅針盤を、ひっそりと咲く貝母に見る。 クリスマスローズは植えても何年も咲かない。うちでも5.6年して「咲く気がないのかな」と思い始めたころやっと咲いた。そのあとの生命力は凄くてどんどん増えて困った。あちこちに分けて今では切り花にもちょうどいい花数になった。こういう風に梨木さんと同じような経験をし、ガーデニングのあれこれを読むと、何か細くても花好きは何かつながるような感じがする。 ツルが見たくて出水にいく。珍しい野生のアスパラガスを摘みに行く。 ツバメや、スズメや、ドバトを見て距離の取り方について考える。むつかしくもあり、時には寂しくもある距離について。「近づき過ぎず、遠ざからない」と見出しにつけている。 ミントを噛んで野生を感じたり、月明かりの下で木々の葉を透して違った風景を感じる。夜の時間に開く五感を感じ不思議に開いていくのを楽しむ「五感の開き方閉じ方」より 「五感を喧騒に閉じて、世界の風に開く」私もそうありたいと共感する。 夢は他愛のないものかもしれないが、時には公共性をもっているのではないか。夢を語るうちに相手の何か深い部分を動かしまた伝播していく。そんなことがあるかもしれない「夢と付き合う」 これが一番心に残った。 「プラスチック膜を破って」 駅のアナウンスの途中で、「ああっ!」と言って声がとまった。緊急でもなさそうだったのだが、今まで意識しなかったホームの人たちが一斉に表情を緩めた。「いったい何が起こったのだろう」と囁きが聞こえた。 「知りたい『ああっ!』のわけを」バラバラだった人々は心を一つにした。 常に透明なプラスチック膜で覆われているような人達が膜を破った瞬間だった。そして何事もなかったかのように入ってきた電車にのって別れて行った。 時々こういう瞬間がある。こんなことがなぜ表情まで変化させるほど幸せにするのだろう。梨木さんとともにいると小さな花を見つけ、時にはつけてきた表情を崩す瞬間に会う。 スッカリ硬化した膜を付けている人もいる。でも少しでも「破れ」ができたらすかさず笑顔で迎えたい。暖かい春風が吹き込むように、と締めて居る。 こうして梨木さんの日常は続く、「百パーセントここにいる」時を楽しむために。 探している羅針盤の振れが幸せな方向を向く、そんな優しい言葉や深い生き方にさりげなく触れている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
梨木さんからの、現代社会への問題提起。 現代社会に対する憂いともいう。 鋭い視点で、国の、世界の歪みについて語る。 この世界で、息苦しさを感じながら生きている自分。 うまく言葉で言い表せないが、何か、不穏なものを感じなから生きている。 心の奥底に渦巻いた淀み。 社会の歪み。 それを、梨木さんが代弁してくれている。 文章を書く事を生業としている方の手にかかると、 自分の腹の中でもやもやしているものが、 すっきりとわかりやすい文章で表現される。 あぁ、そう。 これこれ。 これを言いたかったの。 そう 思える。 この、歪んだ世界の中で生きている。生きて行く。 「正しい」事ってなんなんだろう。 息苦しくても、生きて行かねばならない。 ならば、全てをごまかさず。 自分自身の心の動きに正直に生きて行きたい。 そう、思った。
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