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戦場の掟 ハヤカワ文庫NF446
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戦場の掟 ハヤカワ文庫NF446

スティーヴ・ファイナル(著者), 伏見威蕃(訳者)

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戦場の掟 ハヤカワ文庫NF446

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/09/18
JAN 9784150504465

戦場の掟

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商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2025/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イラク戦争で注目され出したある民間軍事会社を追ったルポ。ウクライナ戦争ではロシアの会社が最前線で戦闘を行っていたが、出始めのこの頃は用心警護や輸送車列コンボイの護衛が主だったようだ。コンボイの護衛といえど危険度は高く一般人や警官を装った武装組織に頻繁に襲撃をうけ時には拉致され拷問を受け身代金や政治取り引きの材料とされる。著者の取材した会社も護衛任務中に数名拉致され行方不明となる。戦場で一番厄介なのは敵の正体存在がはっきりしないことだろう。疑心暗鬼に駆られたチームは軍隊ならあるはずの厳しい交戦規定という枷が機能せず疑わしきはすぐさま実力排除していく。巻き込まれる地元住民は当然反発し復興支援国への悪感情となり反政府組織にとって好都合な状況となる。他でもそうだが直接攻撃して来た者に非難をぶつけるのは当然だろうが混乱の一因である自国の反政府組織を一般市民はどう思っているのだろう。拉致した武装組織も無法者であり人質は悲惨な結末を迎えることになる。

Posted by ブクログ

2020/05/23

2020年5月23日読了。 イラクにおける「民間警備会社」のノンフィクション。著者は本作でピュリッツァー賞を受賞。 イラクで物資の輸送や要人の警護、施設の警備に民間警備会社が多数雇われていることは、案外知られていない。 民間警備会社、悪く言えば「傭兵」はイラクでの戦死者数に含...

2020年5月23日読了。 イラクにおける「民間警備会社」のノンフィクション。著者は本作でピュリッツァー賞を受賞。 イラクで物資の輸送や要人の警護、施設の警備に民間警備会社が多数雇われていることは、案外知られていない。 民間警備会社、悪く言えば「傭兵」はイラクでの戦死者数に含まれていない。 捕虜の取り扱いを決めた国際協定「ジュネーブ協定」の対象でもない。 また、本作で「ビックボーイ・ルール」(原題)と呼ばれている「強者のルール」で蛮行を繰り返す会社もあり、一部の会社の蛮行がイラク人の欧米人に対する忌み嫌う原因にもなっている。 著者はイラクに何度か足を運び、民間警備会社の武装警護員にインタビューを行なっている。 インタビューした警護員がある日、武装勢力に拉致されてしまう。 著者は家族と連絡を取り、拉致捜査の進展を取材する。 読んでみて、軍の他に民間警備会社が幅を利かせていることは知っていたが、こんなに傍若無人ぶりをはたらいていたとは知らなかった。 取材から10年以上(拉致事件は2006年)経っているので、民間警備会社の現状も変わっているかもしれないが、未だ混迷を極めるイラクの内情を垣間見た気がする傑作。

Posted by ブクログ

2019/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

傭兵は戦死者数にカウントされない、傭兵の犯した罪は現地の法律では裁けない、必要悪と一言で片付けるには大きすぎるブラックウォーター社の存在。誰かの不幸は誰かの飯の種になるんだ。

Posted by ブクログ