1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

図書室のキリギリス 双葉文庫

竹内真(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥743

¥110 定価より633円(85%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

5/21(火)~5/26(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784575518184

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

5/21(火)~5/26(日)

図書室のキリギリス

¥110

商品レビュー

3.7

68件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/22

学校の図書館が好きだった身からすると、当時を思い出させてくれて、わくわくを感じられた。 こんなに本好きが集まって、図書イベントにも協力的な学校ってそうそうないだろうけど、現実世界でも、図書館や本屋さんがずっときらきらした場所で在り続けてほしいなと思う。 本の残留意思を読み取る力は...

学校の図書館が好きだった身からすると、当時を思い出させてくれて、わくわくを感じられた。 こんなに本好きが集まって、図書イベントにも協力的な学校ってそうそうないだろうけど、現実世界でも、図書館や本屋さんがずっときらきらした場所で在り続けてほしいなと思う。 本の残留意思を読み取る力はわたしには無いけれど、昔読んだ本を手に取ると、ぼんやりとその頃を思い出したり、なつかしい匂いを感じたりする。そういうのって、紙の、触れることのできる本ならではの魅力だなあと、しみじみした気持ちで本棚へ並べた1冊。

Posted by ブクログ

2024/01/08

あまり行儀はよろしくないが小説をはしご読みしていると、思いがけずあっちで読んだ時に出てきた言葉がこの本にも出ている、という謎の再会を果たすことがある。 「日常の謎」つい先日、乾くるみ著の「蒼林堂古書店へようこそ」でも似たような話を目にした。 特に意図してはいなくても、本を読んでい...

あまり行儀はよろしくないが小説をはしご読みしていると、思いがけずあっちで読んだ時に出てきた言葉がこの本にも出ている、という謎の再会を果たすことがある。 「日常の謎」つい先日、乾くるみ著の「蒼林堂古書店へようこそ」でも似たような話を目にした。 特に意図してはいなくても、本を読んでいるとこういうことがあるので面白い。 本書は学校図書館に学校司書として勤務することになった主人公、高良詩織のお話。 そして、本を手にすると、それまで読んだ人の感情が残留思念として流れ込んでくることがあるという不思議体質の持ち主でもある。 本を中心に起こる何でもないような、でもなんだか気になる日常の謎を解こうと詩織や図書委員が一緒に、時には詩織1人で奔走する。 司書と生徒は実際あまり深く関わる機会はない。 けれど、図書委員になると話は別だ。 こういうところでしか密に関わらない関係性というものがある。 同じ経験をしたはずなのに、やはり読んでいると羨ましいなとどこかで感じてしまう。 図書室のお話だけに、色々な本も登場するし実際に勧められているような気分になって手に取りたいと思うような素敵な紹介が多い。 特に星野道夫の本が出てきた時は大きくうなずきながら読んでしまった。 私は小学校の教科書で読んだ「森へ」という話が好きだった。 図書司書というと、憧れを抱くと同時に、偏屈でプライドが高く、自己のやり方を曲げない頭の固い人間というイメージがどうしてもある。 恐らく高校の頃の、平和とは言い難かったが自分なりに戦った2年半ほどの図書局時代を思い出すからだろう。 あの頃の自分がこの本を読んで司書の気持ちを汲めていればまた何か違ったのだろうか。 それともそれはそれで、やっぱりこの人のやり方にはついていけないと頭を抱えたのだろうか。 学校の図書館という場所が、生徒にとって寛げて、またいろんな本との出会いがある場所として開けているこの直原高校は理想であり夢だなぁと思う。

Posted by ブクログ

2023/12/14

本を触ると人の思念を感じる事が出来る詩織。 夫が失踪して3年、離婚が成立したのをきっかけに、学校司書として働きだします。 生徒達と本を通して生まれていく交流に心温まり、日常の謎解き要素がたっぷりあるので、一緒にワクワク考えたり、一気に読み進められました。 何より本の楽しみ方の...

本を触ると人の思念を感じる事が出来る詩織。 夫が失踪して3年、離婚が成立したのをきっかけに、学校司書として働きだします。 生徒達と本を通して生まれていく交流に心温まり、日常の謎解き要素がたっぷりあるので、一緒にワクワク考えたり、一気に読み進められました。 何より本の楽しみ方の幅広さを改めて知れた事が、 ☆5つの理由です。 作者がそのタイトルをつけた理由を考えたり、 関連する本を読んで世界観をより深く理解したり、 1冊の本をじっくり楽しむ方法がたくさん出てきて、 速読気味の私には目から鱗!! 特に、一つの本を色んな役割分担で検証して、深く理解する「リテラチャーサークル」とってもやりたくなりました!! お話の中に、実在の本が何冊も登場するので、 読みたい本が増えるのもお勧めの理由です。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品