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ルキアノス全集(3) 食客 西洋古典叢書G085
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 京都大学学術出版会 |
| 発売年月日 | 2014/10/25 |
| JAN | 9784876984879 |
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ルキアノス全集(3)
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※このレビューにはネタバレを含みます
バタイユの魔法使いの弟子 →デュカスの魔法使いの弟子 →ゲーテの魔法使いの弟子 →ルキアノスの嘘好きと辿って、 嘘好きのみ、流し読み。 嘘にまつわる話でありつつ、 途中、精霊や魂の実在やイデアの話に。 対話篇で、主人公が出先の話を友人に伝える形で、 その「嘘ばかりの話」を友人に伝えるのだけど、 最後は、「精霊の話を聞き過ぎて、頭が精霊で一杯になってしまったよ」という風に言うところで、 頭が言葉で一杯になってしまった、ということかな、と連想して、 精霊、魂、イデアが実在するかわからないけれど、 それらを指す言葉と、その効果はある、みたいなことを扱っているんじゃないか、と妄想。 また、途中、ピタゴラス派の人を斧のよう、と例えた後、 (ピタゴラス→三平方の定理→三角形→シャープなエッジ??) 例の魔法使いの弟子にもつながる水運びをするすりこぎを斧で二つに割っても止まらない話が出るのだけど、 そういった精霊=言葉や概念は簡単に批判しても議論は拡散するだけ、という話かな、と妄想。 (アレント『人間の条件』のおしゃべりは拡散し、その解釈も制御できない、手紙は届く、訂正は可能?などを連想。) 話しのオチはそういった嘘への解毒剤として真実がある、 と言うけれども、そう言う、この話自体がフィクションである、 というアイロニーで、 また、このアイロニーから、 プラトンの洞窟の比喩、 あれ自体、対話篇の中の、いち挿話で、この意味でも二重にフィクションだけれど、 それを連想させ、 こういった話をオチに持ってくる、というのが、 魔法使いの弟子にある最後に精霊(おしゃべり?)を止められるのは古いマイスターである魔法使い自身による、ということとの重ね合わせかしら、と妄想した。
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