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ヴェーユ 新装版 Century Books 人と思想107
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ヴェーユ 新装版 Century Books 人と思想107

富原眞弓(著者)

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ヴェーユ 新装版 Century Books 人と思想107

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 清水書院
発売年月日 2015/08/01
JAN 9784389421076

ヴェーユ 新装版

¥550

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2019/06/23

20世紀にありながらシモーヌ・ヴェーユという人が実践した信仰精神というのは、既に伝統宗教として確立したキリスト教ではなく、始まりの頃のキリスト教だったのだろうな。眼差しを向ける先が普通の人々ではなく、過酷な工場労働者や農業従事者といった真に奴隷状態にある人々である点が、それを如実...

20世紀にありながらシモーヌ・ヴェーユという人が実践した信仰精神というのは、既に伝統宗教として確立したキリスト教ではなく、始まりの頃のキリスト教だったのだろうな。眼差しを向ける先が普通の人々ではなく、過酷な工場労働者や農業従事者といった真に奴隷状態にある人々である点が、それを如実に物語っていると思う。 この人の人々の不幸を見つめる眼差しの真摯さ。それから自身に対する真摯さ。それらには本当に驚嘆する。一方でこんなすごい人を知ってしまったら、普通の人には信仰の実践なんて無理じゃんという想いも。

Posted by ブクログ

2018/10/23

たしか人と思想シリーズではじめて読んだのがこれ。シモーヌ・ヴェイユは、教わった先生がエピグラフで使ったりしていて、ちくま学芸文庫の『重力と恩寵』とか『工場日記』、『ヴェーユの哲学講義』などを買って、『工場日記』は一応読んだがあまりピンとこず、『重力と恩寵』は詩集みたいだった。こう...

たしか人と思想シリーズではじめて読んだのがこれ。シモーヌ・ヴェイユは、教わった先生がエピグラフで使ったりしていて、ちくま学芸文庫の『重力と恩寵』とか『工場日記』、『ヴェーユの哲学講義』などを買って、『工場日記』は一応読んだがあまりピンとこず、『重力と恩寵』は詩集みたいだった。こういうものを学問的に論じることができるのかはよくわからないが、伝記は面白かった。

Posted by ブクログ

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