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非婚ですが、それが何か!? 結婚リスク時代を生きる
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ビジネス社 |
発売年月日 | 2015/08/24 |
JAN | 9784828418407 |
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非婚ですが、それが何か!?
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
「ひとは愛からでなくても結婚し、 愛からでなくてもセックスし、妊娠し、 出産することができる。 習俗と規範の強制力がなくなれば、 そういう結婚と出産が減少し、 その結果子どもが減るだろう。 愛のない結婚に耐える男女が減少し、 愛のない両親のもとで育つ子どもが 少なくなれば、そのほ...
「ひとは愛からでなくても結婚し、 愛からでなくてもセックスし、妊娠し、 出産することができる。 習俗と規範の強制力がなくなれば、 そういう結婚と出産が減少し、 その結果子どもが減るだろう。 愛のない結婚に耐える男女が減少し、 愛のない両親のもとで育つ子どもが 少なくなれば、そのほうがましだ。 また結婚圧力のもとで非婚や子無しへの差別や、 セクシュアル・マイノリティへの抑圧が なくなれば、もっとよい。」(P5) さすが上野千鶴子、鋭い(細かいともいう) と思ったのはp45、情報化社会で若い子が 耳年増になって、結婚しなきゃと思いこんで いるという水無田の言葉に 「耳年増だとしたらいろいろ多様な情報が 入っていくはずなのに、いまのはなしだと むしろ、標準的な規格への同一化が進んで、 その規格からはずれるのを恐れているように しか聞こえませんが」 言葉の揚げ足というか、十代の女の子のような 確信犯的突っかかる発言。 平静を装い対応する水無田もすごい。 「何一つなしとげていないのに、 その気になれば自分にはできるんだという 幼児的な万能感」(上野 P49) 「家族にこれだけ負担を負わされていると、 家族が高リスクになるために、 保守的な家族規範をもっている人たちほど 家族を忌避する傾向がある」(上野 p689 「本当に保守的で、なおかつ家族の物語を 守ろうという人たちが、 家族を内側から滅ぼしていく」(水無田 P69) 「良妻賢母志向が強くて保守的な家族観をもっている 先進諸国ほど、少子化は進む」(水無田 P69) 見出しに目からウロコの名言が多い。 「高所得層の男にとって家族はリスク」 「全員結婚社会こそ異常な時代」 「日本の社会保障はシングルに対応していない」※ 「保守的な家族観をもっている先進国ほど 少子化は進む」※ 「会社というカップリングの『釣り堀』」 「男女の学歴格差は能力差ではなく、 親の投資の反映」 「子どもの成長に立ち会えない親たち」 「非婚、少子化で困るのは財界だけ」 「非婚ではなく、婚前離婚」※ 「男から降りれば楽になる」※ 「フェミニズムは不都合な真実を炙りだしてきた」 「日本は結婚と出産が分離していない社会」 「慣習で結婚し、慣習で産むのに任せていては、 慣習が社会構造に対して時代遅れになったとき、 対応できなくなってしまう」(P247 水) 「男性・女性といった性差より個性を重んじる 社会になる必要がある」(P249 水) 「個性や多様性を重視すべしとのかけ声は 大きいが、その実極めて均質性の高い 国民生活しか容認しない。恐るべき 想像力の貧困が、根幹に横たわっている」 (P253 水) 「すでに死んだ、あるいは死にかけている 規範に、次世代の子どもたちが 絡め取られていくのを見過ごすわけには いかない」(P254 水)
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みんなが結婚するのが当たり前なんて、明治時代以降のことらしい。 タイトルの「非婚」も、出版された 2015年はインパクトあったかもしれないけど、2023年の今では、そんな人もいるよねって感じがする。 それでも、夫婦別姓じゃないし、少子化対策も、まずは結婚しよう!って相変わら...
みんなが結婚するのが当たり前なんて、明治時代以降のことらしい。 タイトルの「非婚」も、出版された 2015年はインパクトあったかもしれないけど、2023年の今では、そんな人もいるよねって感じがする。 それでも、夫婦別姓じゃないし、少子化対策も、まずは結婚しよう!って相変わらずだし、書かれているように法律が追いついてくるには時間がかかりそう。 そんな中、上野先生の言葉が刺さった。 乳幼児期の子育て中に泣きついてくる教え子に 「あんた、いまここで夫とちゃんと向き合わなかったら、この先一生、関係をギブアップした男と過ごすんだよ。それでいいの?」 ほんと、よくなかった! でも 夫も残業ばっかりだし、ちゃんと働いてるのに何を言われてるのか、ちんぷんかんぷんだったんだろうな。 最近は男性の育休も出てきた。ゆっくりだけど変化してる。 娘の時代はどうなってるかな?
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上野千鶴子と水無田気流の対談。 お二人とも社会学者で非婚かと思いきや、水無田さんは結婚して子供もいる。 内容は概ねうなずけるし、学ぶことが多かった。 言葉が難しく、調べながら読んだ。 また本がたくさん紹介されており、これから読んでみようと思った。 社会学とはこの対談のように、社会...
上野千鶴子と水無田気流の対談。 お二人とも社会学者で非婚かと思いきや、水無田さんは結婚して子供もいる。 内容は概ねうなずけるし、学ぶことが多かった。 言葉が難しく、調べながら読んだ。 また本がたくさん紹介されており、これから読んでみようと思った。 社会学とはこの対談のように、社会で起きていること、過去に起きたことを、新聞記事や本、文化人や芸能人の発言、論争などから分析していく学問なのだろうと理解した。
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