
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1221-05-03
御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵

定価 ¥1,870
220円 定価より1,650円(88%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784062196635 |
- 書籍
- 書籍
御奉行の頭の火照り
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
御奉行の頭の火照り
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
愛読シリーズ第14巻。 冒頭で理不尽な上役に目を付けられ、巣立っていく子供たちの言動に振り回されたりするなど、いつになく気忙しい主人公の日常。上役との確執もなんとか収まって一安心となったら最後に当の相手がうっちゃりをくらう結末を迎える、という第一章から終章までうまく繋がった完成度...
愛読シリーズ第14巻。 冒頭で理不尽な上役に目を付けられ、巣立っていく子供たちの言動に振り回されたりするなど、いつになく気忙しい主人公の日常。上役との確執もなんとか収まって一安心となったら最後に当の相手がうっちゃりをくらう結末を迎える、という第一章から終章までうまく繋がった完成度の高い一冊でした。
Posted by
時は家斉の時代、ヒマにあかせて将軍の前で白洲を開く、吹上上聴をやろうということになった。 このところ、良いところを見せていない南町奉行。 今回は慎重に事件を選び北町奉行と違った方面の事件を取り上げることにした。 離縁をするしない、去り状をくれないという事件だった。 奉行は紋蔵に...
時は家斉の時代、ヒマにあかせて将軍の前で白洲を開く、吹上上聴をやろうということになった。 このところ、良いところを見せていない南町奉行。 今回は慎重に事件を選び北町奉行と違った方面の事件を取り上げることにした。 離縁をするしない、去り状をくれないという事件だった。 奉行は紋蔵にも相談し、うまく人情噺を納めたかに見えた。 ところが、うまく話は進まないようで、 水野老中が、「俺が俺がと出すぎる」と、将軍に進言し左遷。
Posted by
目次 ・御奉行の頭の火照り ・お姫様みわ一世一代の大舞台 ・手柄の横取り ・島帰り勘七への思いやり ・勘太の恩返し ・十日以内に二人を殺す ・御奉行の逆恨み ・十八年目のうっちゃり 前巻で、牢の中で生まれ育ち周りの人々に幸運を与える能力を持つ”はな”を、「世間の好奇の目にさらさ...
目次 ・御奉行の頭の火照り ・お姫様みわ一世一代の大舞台 ・手柄の横取り ・島帰り勘七への思いやり ・勘太の恩返し ・十日以内に二人を殺す ・御奉行の逆恨み ・十八年目のうっちゃり 前巻で、牢の中で生まれ育ち周りの人々に幸運を与える能力を持つ”はな”を、「世間の好奇の目にさらされないよう八丁堀の屋敷の中で私が引き取って育てよう」と申し出た、お奉行が、一冊を通して紋蔵に絡む。 そもそも言い分とは違い、育てる理由は自分の保身だ。 20年を無事勤め上げて、500石の知行取りになりたいお奉行。 紋蔵はただ、お奉行の勇み足の尻ぬぐいをしているだけなのに、逆恨みを買って「いつか首にしてやる」とまで言われる始末。 宮仕えはつらいよねえ。 お奉行の目につかないようにおとなしくしている紋蔵だけど、事件が紋蔵を離さない。 事件を解決するたびにお奉行の出鼻をくじくことになり、恨みはいや増すばかりなり。 と思ったら、最後の作品の一番最後。 突然お奉行は左遷される。 紋蔵をはじめとする人々は、「なにゆえ」と首をひねるが、見ている人は見ているのである。 「五百石の知行取りに直してもらえる二十年が近づくにつれ、我を張るだけでなく、人が変わりはじめた。手柄を立てよう手柄を立てようと焦るようになり、表にはでておりませんが、いくつかしくじりを仕出かしております」 そういう人、確かにいるわ~。 でも大抵はしくじってもお咎めなしなんだよね、残念なことに。
Posted by