もっとも新しいラグビーの教科書 今、鮮やかに最新理論として蘇る大西鐡之祐のDNA

土井崇司(著者)

• 販売会社／発売会社: ベースボール・マガジン社
• 発売年月日: 2015/08/19
• JAN: 9784583108643

商品レビュー

2024/10/16

ラグビーをコーチする立場ではなくても、プレイ一つ一つに意味づけされているか、目的に適った攻めや守りができているのか等、ラグビー観戦を奥深く楽しむためにもためになる本。

2024/08/30

(2015/9/9)
東海大仰星高校を3度花園で優勝させてきた監督（今は東海大コーチ）の書いた本。
ワールドカップを直前に、なかなか読ませる本。
四分六分で力が劣っているときにどうすれば勝てるか。
人数優位な状況をどうやってつくるか。
こういう状況ではどう攻めるのが確率が高いか。

ラグビーは体力やスピード、テクニックだけでするのでなく、頭でするのだ、
ということがよくわかる内容になっている。

ラグビーをしない自分はどうしたって肌感覚では分からないけれど、
日本代表がなかなかトライに持っていけない状況を見るにつけ、
それを体力やハンドリング技術のせいにしてはいけないのだなーと思う。
エディさんがそのあたりをたたきこんでいるはずだけど、
なかなか結果には出ない。
頑張れ日本代表。

1 理論編

ラグビーは15人対15人で戦うスポーツである
いかにグラウンドを効果的に使うか
ラグビーは確率のスポーツである
すべてのプレーには意味がなければならない
理想を追求する理由―すべてがうまくいくわけではない

2 実践編

攻撃起点概論
スクラム
ラインアウト
キックレシーブ
ターンオーバー
ペナルティキック
連続攻撃

2023/06/19

陣地取りゴール型球技（ラグビー、バスケットボール、サッカー）に通ずる、原理原則及び陣地取りのためのスペースやアウトナンバーの作り方と守り方をクリアに説明してくれる一冊。ラグビー「にわかファン」から一歩先に行きたい人のために良い一冊。是非今年のW杯前に目を通しておきたい。欲を言えば、映像とセットでそれぞれのセクションの説明が補足されると、より理解度が深まり、ラグビーファン増加につながることは間違い無いだろう。