- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
はじめての不倫学 「社会問題」として考える 光文社新書
定価 ¥902
220円 定価より682円(75%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
9/23(月)~9/28(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784334038731 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
9/23(月)~9/28(土)
- 書籍
- 新書
はじめての不倫学
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
はじめての不倫学
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.3
23件のお客様レビュー
この本は、不倫を「発生を防ぐべき社会問題」として捉え、不倫を予防するための処方箋を提案するというコンセプトを掲げる。他の同じテーマの本と共通する内容として、不倫自体は防げない、なくならないものだということ、そしてその端緒である厳格な一夫一婦制自体が、人類の歴史において定着したのは...
この本は、不倫を「発生を防ぐべき社会問題」として捉え、不倫を予防するための処方箋を提案するというコンセプトを掲げる。他の同じテーマの本と共通する内容として、不倫自体は防げない、なくならないものだということ、そしてその端緒である厳格な一夫一婦制自体が、人類の歴史において定着したのはごく最近であり、それ自体が抑圧だとする向きもあるということが書かれていた。様々な時代や社会において婚外セックスがどのように捉えられてきたかを列挙したうえで、家庭を壊さない婚外セックス、婚外セックスを前提とした夫婦関係、またポリアモリーの在り方を例に、丁寧な考察を重ねる。最終的に、「現行の夫婦関係を維持するために行うポジティブな婚外セックスを条件付きで受容する社会」を処方箋として提案していた。 筆者の提案する「処方箋」が、今の社会に受け入れられるのはなかなか難しいと思うが、不倫を社会問題として捉え考察する視点は興味深かった。不倫を単に不届き者の悪行として個人に責任を押し付けるのではなく、不倫によって当事者が受ける不利益や家族に与える悪影響を社会や経済の問題として把握した上で、不倫を生みやすい環境や社会をどう変えていくか?という視点で考えることは非常に意味がある。不倫は、本音と建前というものが機能せず、グレーゾーンがどんどん小さくなり、何でも白黒つけようとする現代社会の弊害なのかなと思った。 個人的には、夫婦関係が良好に保たれており、パートナーにまったく気取られることなく婚外セックスをし、そのことが夫婦関係を良好に保つことに寄与するのであれば、それを無理矢理に暴く必要もないのではないかと感じるが、制度としてそれが「アリ」になり、おおっぴらにそういうことがまかり通るというのはやはり受け入れがたい。また、読んでいてひとつ気になったのは、事例としてあげられているケースの中で、既婚女性が独身または既婚のパートナーとの婚外セックスを上手にこなしている例がほとんどなかったことだ。婚外セックスを(条件付きで)受容する社会を目指すのであれば、それは男性だけでなく女性にも適用されるべきなので、女性の例もあると良かったと思う。
Posted by
学問としてアプローチはしているが、納得感はあまり感じられない。 男女それぞれの事例は示唆に富んでいるが。
Posted by
不倫の学問。 メモしておきたいのは、 ・性欲と性交欲は別物。そのため、不倫をしている人には「セルフプレジャー(マスターベーション)」では代替できない ・一夫一婦制は、ほかの制度に比べてうまくいっているだけで、人類にとって最適ではない。複数の人を好き(ポリアモリー(複数恋愛))にな...
不倫の学問。 メモしておきたいのは、 ・性欲と性交欲は別物。そのため、不倫をしている人には「セルフプレジャー(マスターベーション)」では代替できない ・一夫一婦制は、ほかの制度に比べてうまくいっているだけで、人類にとって最適ではない。複数の人を好き(ポリアモリー(複数恋愛))になるのは生物として自然なのかも。 ・「クーリッジ効果」:新しいメスとの性的パートナーとの出会いがあるとオスの性的欲求が回復する現象 また、不倫がうまくいくのは自身の家族との関係が良好であることという矛盾が皮肉でした。。
Posted by