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永井紗耶子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2015/08/06
JAN 9784093864183

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/09/23

三渓園を作った原三渓の本ということで、ずっと読みたいと思っていた本。歴史系の本が苦手なのでなんとなく後回しにしていたのだが、とても読みやすい本だった。横浜の実業家、瀬田修司が原三渓に繋がりたくて三渓のことを調べるという展開で、三渓像ぼんやりと分かる本。瀬田という人物を描いた作品だ...

三渓園を作った原三渓の本ということで、ずっと読みたいと思っていた本。歴史系の本が苦手なのでなんとなく後回しにしていたのだが、とても読みやすい本だった。横浜の実業家、瀬田修司が原三渓に繋がりたくて三渓のことを調べるという展開で、三渓像ぼんやりと分かる本。瀬田という人物を描いた作品だった。三渓から見た世界を読みたかったので★4にしたが、内容は良かった。三渓が出来すぎていて、実在の人物じゃなかったらあり得ない人物だと不満を抱きそう。 瀬田が13歳で関東大震災にあったところから話が始まり、そこから一気にワケアリっぽい実業家となる。三渓の本質を知っていそうな人物に接触していくのが少し悪目の格好良さがある。 三渓園は20代で行った時より年を経てから行った時のほうが良かった。内面が成長したからなのか、単に年を取って古いものを愛しく感じられるようになったからなのか。行ったことないかたは横浜にお越しの際にぜひ。アクセス悪いですけどね。あと、結構なアップダウンあり、ざっくり一周するのに一時間はかかります。 裏社会の記述などもあり、やや難しいので高校くらいから。中学校でも大丈夫です。三渓園と同じで中学の頃はあまり面白くないかもね。

Posted by ブクログ

2018/10/25

大正から昭和にかけての横浜を舞台にした小説。主人公の青年実業家の調査を通して、横浜一の富豪であった原三渓の人物像を浮き彫りにしている。運命的な出会いや、震災からの復興、芸術に対する情熱など、原三渓の魅力がわかる。蓮の花やホタルを見に行っている三渓園だが、原三渓の事を知った後では、...

大正から昭和にかけての横浜を舞台にした小説。主人公の青年実業家の調査を通して、横浜一の富豪であった原三渓の人物像を浮き彫りにしている。運命的な出会いや、震災からの復興、芸術に対する情熱など、原三渓の魅力がわかる。蓮の花やホタルを見に行っている三渓園だが、原三渓の事を知った後では、感じ方が違うかもしれない。当時の横浜の様子もよく描かれている。

Posted by ブクログ

2018/07/15

原三渓という人物を初めて知ったが、実業家にして漢詩や書画、茶をたしなむ文化人、そして前田青邨などの日本画家のパトロンとして幅広く活躍したという。このような人がいたというだけで誇らしくなった。

Posted by ブクログ