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道徳の時間
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道徳の時間

呉勝浩(著者)

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道徳の時間

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784062196673

道徳の時間

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商品レビュー

2.9

46件のお客様レビュー

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2024/11/01

とてもじゃないがこの主人公は好きになれない。だが物語は魅力的だ。ノンフィクションやドキュメンタリー論が出てくる場面も興味深かった。 本作をミステリとして読むのであれば、作品にいくつかの謎を盛り込みすぎである。悪くはないのだが、回収できない風呂敷ほど邪魔な物はない。 だが結末にかけ...

とてもじゃないがこの主人公は好きになれない。だが物語は魅力的だ。ノンフィクションやドキュメンタリー論が出てくる場面も興味深かった。 本作をミステリとして読むのであれば、作品にいくつかの謎を盛り込みすぎである。悪くはないのだが、回収できない風呂敷ほど邪魔な物はない。 だが結末にかけては一気呵成だ。それまで地面の下で蠢くのみだったマグマがふつふつと地面を割って出てくる様は興奮したし、この作品をもっとブラッシュアップしていれば、と悔しくもあった。 『爆弾』を読んだ時も思ったが、呉は人間の二面性や不穏さ、緊張感など目に見えないものの空気を描くのが巧みである。それ故に本作を「つまらない」と断じる事はできない。惜しい。

Posted by ブクログ

2024/08/24

主人公があんまり好きになれなかった あまりにも易怒性が高すぎる 酔っ払って妻と子どもにキレるなよ それは芸術家だからとか過酷な環境生き延びてきたからとかが言い訳になる性質じゃない 謎の真相に近づいては遠ざかるような展開がおもしろかった 基本、巻末の解説は好意的でこの本のここが良...

主人公があんまり好きになれなかった あまりにも易怒性が高すぎる 酔っ払って妻と子どもにキレるなよ それは芸術家だからとか過酷な環境生き延びてきたからとかが言い訳になる性質じゃない 謎の真相に近づいては遠ざかるような展開がおもしろかった 基本、巻末の解説は好意的でこの本のここが良いのよ!という内容なのに この本は乱歩賞の書評がついてるので辛辣なものもちらほら 池井戸潤が手厳しすぎて笑えた

Posted by ブクログ

2024/08/21

江戸川乱歩賞受賞作。】ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で連続事件が発生。並行して依頼されたのはかつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラマン。撮影現場とリアル関係者の取材が並行して進む。登場人物の事情と思惑が錯綜しまとめきれないところがこの小説の良さでもある...

江戸川乱歩賞受賞作。】ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で連続事件が発生。並行して依頼されたのはかつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラマン。撮影現場とリアル関係者の取材が並行して進む。登場人物の事情と思惑が錯綜しまとめきれないところがこの小説の良さでもある。難解だが最後まで読ませる。

Posted by ブクログ

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