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独裁国家に行ってきた
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 彩図社 |
| 発売年月日 | 2015/07/01 |
| JAN | 9784801300903 |

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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
「独裁国家に行ってきた」なんて、なかなかキャッチーなタイトル。そりゃ読んでみたくもなります。 ひたすら世界を見てみたくて!で、あちこち渡航し当時204ヶ国をまわってきた著者が2010〜2013年頃に行ってみたのが、 ・トルクメニスタン ・リビア ・北朝鮮 ・ジンバブエ ・サウ...
「独裁国家に行ってきた」なんて、なかなかキャッチーなタイトル。そりゃ読んでみたくもなります。 ひたすら世界を見てみたくて!で、あちこち渡航し当時204ヶ国をまわってきた著者が2010〜2013年頃に行ってみたのが、 ・トルクメニスタン ・リビア ・北朝鮮 ・ジンバブエ ・サウジアラビア ・ベネズエラ ・キューバ ・ベラルーシ ・シンガポール ・ナウル ・コンゴ共和国、コンゴ民主共和国 ・ブータン ・リベリア ・シリア 15の独裁国家。 言うまでもなく、我々の暮らす民主主義、資本主義国家とはまったく違う仕組みで動いている国々で。 言うまでもなく、私たちの“普通”は通用しない、よその国なのですが。 ガイドさえついていれば、わりと楽しく観光できちゃう国もあれば、正規入国手続きをしているのに金銭をせびられ拒否すれば拘束、監禁。警察からして“日本人にしてみたら非常識な暴挙”が横行。ホテルに入ろうとするだけで襲われ強奪される。最安の宿はたいてい売春宿。もちろん押し売り付き。バーで出会い話して仲良くなった間柄の現地人にも「カネくれ」としつこく集られキレられる。 『この国で生きるということは、こういった理不尽さと常に隣り合わせなのである。人間としての心が曲がっていないとこの国では生活していくことなど到底できないだろう。間違ったことには正論で返さずにいられない僕には絶対に無理な環境だ。 気まぐれな権力者がどう思うか、何を言うか。これで全てが決まる社会といっていい。』(p.202) と嘆く著者。 いや、分かってたやろがいっ!! と、いちいちイラッと突っ込みたくなるくらい大使館や領事館にお世話になるのですよ。 「ひたすら世界が見てみたくて」の気持ちはわかる。わかるよ。でも、もう少し準備と覚悟をしていきなさいよ。とモヤモヤしながら読了できるのか心配でしたが、でもしかし。 MASAKI氏のように、ふわふわっとした動機でチャラチャラっとフットワーク軽く独裁国家に乗り込んだ人間の、とってもリアルな体験談は貴重かも。真面目でお堅いインテリジャーナリストの、難しい社会問題論をまじえたレポートよりも、 「行ったらこんなイヤな目に遭った!」 「へたな情報に晒されていない純朴なままの国民でいて欲しい」 「歪んでる!考えが行動が!だから貧しい!成長しない!!」 と、あくまで、私たちの暮らす主義の人間から見た他国の環境や人間性を、率直に曇なき眼で見て思ったままを口にする蛮勇さ。 でも、この視座からの感想だからこそストレートにくる何かがある。 『日本に生きる皆さんがいかに幸せなのか、その一方で、独裁国家には備わっていて日本に欠けている部分が何なのか、この本を読んで感じていただければこれほど嬉しいことはない。』(p.3 まえがき) ご本人もこう仰ってますし。 現地に行かずとも、 「あ〜、いろいろあったとしても。日本で暮らしていられるって、なんて有り難い状況なんだ」 と噛み締めることができます。そしてその上で、考えたくなることも出てきます。
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図書館で借りた。 めちゃくちゃオモロイ。 ◆コンゴ共和国・コンゴ民主共和国 最悪の国。 安宿を探すが見つからず、売春宿へつれて行かれる。見るからにヤバそうな女がムリヤリ部屋に押しかけてきて売春を押し売りしてくる。 なぜか天理教の教会があり、そこに逃げ込む。 警察が武装強盗をして...
図書館で借りた。 めちゃくちゃオモロイ。 ◆コンゴ共和国・コンゴ民主共和国 最悪の国。 安宿を探すが見つからず、売春宿へつれて行かれる。見るからにヤバそうな女がムリヤリ部屋に押しかけてきて売春を押し売りしてくる。 なぜか天理教の教会があり、そこに逃げ込む。 警察が武装強盗をしており、賄賂を送らなかったために牢獄に入れられる。 世界的に有名な投資家ジム・ロジャーズも、ここで投獄された。 牢屋から、イチかバチかで日本大使館に電話して、助けに来てもらうが、警察は著者と日本大使館を離そうとする。日本大使館の領事が叫んでも無視する。 違法ビザで入国しようとした犯罪者にされてしまい、ブラザビル空港から出られない。1週間も足止めされ、食べ物がないので、黒人の職員に物乞いして食べ物をめぐんでもらう。 やっと無実が認められた後、1週間ぶりに食べた中華料理は、人生最高の味。 ナイロビの空港のトランジットで、一緒に投獄されていた黒人とバッタリ出会い抱き合って喜ぶシーンは感動的。 旅って、こういうドラマチックな出来事が起きるんだよね。 ◆ベネズエラ チェベス元大統領独裁政権の時代2006年にコロンビアから入国。 大人も子供も、著者を見れば、チーノ「中国人」とバカにして危害を加えてくる。著者が腹をたてて子供を追いかけたら、逆に、別の子供から凶器を持って追いかけられ、命からがら中国人の店に逃げ込んでかくまってもらう。 強盗に襲われ、所持品をすべて盗まれる。 警察に通報しても、全くやる気なし。警察自身も危ない事件に巻き込まれたくないので、現場に駆けつけない。まあ、これは日本の警察も同じだけど。事件が終わった後に、ノロノロやってきて、関係のない人を捕まえる。 警察が賄賂を要求し、カツアゲしてくる。 ◆リベリア 開放奴隷がつくった世界で唯一の国。 どいつもこいつも金をせびってくる。 警察も執拗にカツアゲしてくる。 ◆リビア 2012年、カダフィ大佐の40年以上におよぶ政権が崩壊した直後に入国。 カダフィ邸は廃墟になっていた。 世界遺産が世界一美しいかもしれない。観光客もいないし、保存状態も良い。 リビア人は、日本人だと分かると親切にしてくれてコーヒーを奢ってくれたり。 レストランに入ると、日本人が来たと喜んで歓迎してくれたり。 ◆ジンバブエ ハイパーインフレーションでお金が紙くずに。 独裁者ムカベの国。 ◆ベラルーシ 列車の中で知り合った女性ポリョは、日本人に興味しんしん。 ミンスクという街でポリョと再会してデートをする。 ビザの期限があるので、泣く泣く分かれる。駅で、手を振って、涙が出る。 ・・・・・これって、いつか、近い将来、SNSなどで、再会できたら良いのにね。 ◆北朝鮮 中国経由で北朝鮮へ入る。スパイと疑われる。 犬のスープやアヒルの肉を食う。 市民は意外と素朴で、子供たちも明るい。 それにしても、独裁国家は危険だ。 シンガポールのような先進国でさえ、死刑率は異常に高かったりする。 よく、生きて帰って来れたね。 おもしろい旅行記だ。
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