1,800円以上の注文で送料無料

独裁国家に行ってきた
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

独裁国家に行ってきた

MASAKI(著者)

追加する に追加する

独裁国家に行ってきた

1,430

獲得ポイント13P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩図社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784801300903

独裁国家に行ってきた

¥1,430

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/12/01

図書館で借りた。 めちゃくちゃオモロイ。 ◆コンゴ共和国・コンゴ民主共和国 最悪の国。 安宿を探すが見つからず、売春宿へつれて行かれる。見るからにヤバそうな女がムリヤリ部屋に押しかけてきて売春を押し売りしてくる。 なぜか天理教の教会があり、そこに逃げ込む。 警察が武装強盗をして...

図書館で借りた。 めちゃくちゃオモロイ。 ◆コンゴ共和国・コンゴ民主共和国 最悪の国。 安宿を探すが見つからず、売春宿へつれて行かれる。見るからにヤバそうな女がムリヤリ部屋に押しかけてきて売春を押し売りしてくる。 なぜか天理教の教会があり、そこに逃げ込む。 警察が武装強盗をしており、賄賂を送らなかったために牢獄に入れられる。 世界的に有名な投資家ジム・ロジャーズも、ここで投獄された。 牢屋から、イチかバチかで日本大使館に電話して、助けに来てもらうが、警察は著者と日本大使館を離そうとする。日本大使館の領事が叫んでも無視する。 違法ビザで入国しようとした犯罪者にされてしまい、ブラザビル空港から出られない。1週間も足止めされ、食べ物がないので、黒人の職員に物乞いして食べ物をめぐんでもらう。 やっと無実が認められた後、1週間ぶりに食べた中華料理は、人生最高の味。 ナイロビの空港のトランジットで、一緒に投獄されていた黒人とバッタリ出会い抱き合って喜ぶシーンは感動的。 旅って、こういうドラマチックな出来事が起きるんだよね。 ◆ベネズエラ チェベス元大統領独裁政権の時代2006年にコロンビアから入国。 大人も子供も、著者を見れば、チーノ「中国人」とバカにして危害を加えてくる。著者が腹をたてて子供を追いかけたら、逆に、別の子供から凶器を持って追いかけられ、命からがら中国人の店に逃げ込んでかくまってもらう。 強盗に襲われ、所持品をすべて盗まれる。 警察に通報しても、全くやる気なし。警察自身も危ない事件に巻き込まれたくないので、現場に駆けつけない。まあ、これは日本の警察も同じだけど。事件が終わった後に、ノロノロやってきて、関係のない人を捕まえる。 警察が賄賂を要求し、カツアゲしてくる。 ◆リベリア 開放奴隷がつくった世界で唯一の国。 どいつもこいつも金をせびってくる。 警察も執拗にカツアゲしてくる。 ◆リビア 2012年、カダフィ大佐の40年以上におよぶ政権が崩壊した直後に入国。 カダフィ邸は廃墟になっていた。 世界遺産が世界一美しいかもしれない。観光客もいないし、保存状態も良い。 リビア人は、日本人だと分かると親切にしてくれてコーヒーを奢ってくれたり。 レストランに入ると、日本人が来たと喜んで歓迎してくれたり。 ◆ジンバブエ ハイパーインフレーションでお金が紙くずに。 独裁者ムカベの国。 ◆ベラルーシ 列車の中で知り合った女性ポリョは、日本人に興味しんしん。 ミンスクという街でポリョと再会してデートをする。 ビザの期限があるので、泣く泣く分かれる。駅で、手を振って、涙が出る。 ・・・・・これって、いつか、近い将来、SNSなどで、再会できたら良いのにね。 ◆北朝鮮 中国経由で北朝鮮へ入る。スパイと疑われる。 犬のスープやアヒルの肉を食う。 市民は意外と素朴で、子供たちも明るい。 それにしても、独裁国家は危険だ。 シンガポールのような先進国でさえ、死刑率は異常に高かったりする。 よく、生きて帰って来れたね。 おもしろい旅行記だ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品