- 中古
- 書籍
- 書籍
日本幻想文学集成(4) 澁澤龍彦 空飛ぶ大納言
定価 ¥1,922
550円 定価より1,372円(71%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 1991/06/10 |
JAN | 9784336032140 |
- 書籍
- 書籍
日本幻想文学集成(4)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本幻想文学集成(4)
¥550
在庫なし
商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙が出ないのが残念。すごいすきな版画なのです。スーツを着て後ろを向いた男の人(ハットをかぶっている)が巻貝の中に入っている。版画独特の暗さと硬質なかんじ、夜の暗いくらいのに引き込まれていく。 文章の上手さには色々あるけれど、この人はほんとに無駄な文章もなく陶酔にいざなうこともなく華やかな文章でもなく、ただ淡々としていてエレガント。親切で丁寧な平易な文章だけれど、キリリとした鋭さがあって、感じることを文章にしてみたらこんなでした~という風なのに、なんでこんなことができるんだろ。頭がいいから?ものをよく知っているから?才能があるから?あこがれるし好きだし素敵だし愛してる!と強く! 荒削りなエピクロスの肋骨が最後になっているのがピュアくて、自分のきもちもふっとフラットな場所にでてきたようなかんじになるのもあわせて溌剌とした様子を感じる。昔からほんわりして鋭いのを書くのが巧いのだな、、と感じるけれど、職人的でもなく、さわやかですがすがしくてわかわかしくて・・・と、紡がれる世界に私がうっとりしている。散漫で、イメージをわたっているようなのに頭の中には不思議な世界が広がっていく。するりとものがたりにつながれていく。もうほんと、すごいよなーって、感心、感心、感動。 色々なまとめ方がある(文庫とか、こういう集とか)のは音楽で言うDJみたいにあたらしい地平が見られるところが面白い。といまふっと感じたのでメモしておく。
Posted by
他の文庫に収められているものとかなり重なるけれど、カヴァーの金文字が気に入って。ときどき、こういった理由だけで本を買ったりするから、家人は呆れたり諦めたり。
Posted by