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乙女の日本史 文学編 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784041031650 |
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乙女の日本史 文学編
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
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『乙女の日本史』(https://booklog.jp/item/1/4041015898)が面白かったので迷わず購入。 構成は前作と変わらず、時代で章立てされている。 女性週刊誌風に歴史人物のエピソードを紹介する“週間歴女”や歴史上の人物に人生相談するコーナーも再び。 イケメン図鑑も健在で、今回は明治大正期の文豪たちを紹介。確かに整った人が多い…(私は太宰が好き。) 万葉集、源氏物語、葉隠…神話の時代から近代までその時代の著名な作品がかいつまんで語られるが、平成生まれの自分が読んでみたいと思えるのはやはり近い近代の作品が多かった。 太宰治の『女生徒』は本書をきっかけに読んだのだがとても良かった。(私が読んだのは角川文庫版で女性主人公の作品のみが収録されており粒ぞろいだった。) はたして現代の男性作家に、こんなにも少女になりきれる人がいるだろうか。 川端康成の『朝雲』も読んでみたい。彼は未読なので気になっている。 内田百閒の漱石への強い想いにちょっと引いてしまった。 何なんだ、遺品の鼻毛って。「丁度十本あつた。その内二本は金髪である」…『漱石遺毛』 百閒は流石に変質的だが、斎藤茂吉の恋文「ふさこさん!なぜこんなにいい女体なのですか!」もこちらがはづかしくなる、明治の男性は何というか熱い。 (この手紙が後世に残っていることに同情する。しかも茂吉は「手紙は人に見せてはいけない。読んだら必ず燃やしてくれ」と頼んだにもかかわらず、ふさ子さんは雑誌に発表してしまったらしい) 大正~昭和初期の少女たちのエスの関係についてのコラムも興味深かった。 『マリア様が見てる』に描かれるような姉妹の関係だったのだろう、はたして2,000年代に現存するのだろうか。 何の変哲もない普通の花壇を特別なものとして振舞うのがかわいらしい。 街でおばあさんと接すると時折少女が垣間見える事がある。 その昔可憐な少女だった時、特別な関係に胸をときめかせたりした事があるのかなと思う。
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ざっくり日本の文学史を学べる本。若干偏りがある感あるけれど。合間合間に入る週刊誌風のやつが乙女じゃないなぁと思ったりもするけれど。文学から見る女性の立ち位置の変遷が面白かった。谷崎の『美少女搭載おじさんモビルスーツ』のあたりがなるほど、と思った。
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古代から現代までの日本文学を「乙女の視点」で読み解いた本。『乙女の日本史』シリーズの第2弾。 『万葉集』から『朝雲』(川端康成)まで、歴史に残る文学作品や作家たちを愛や性をテーマに解説しています。 第1作(『乙女の日本史』)と同じように、日本文学に関するマンガ(主に少女マンガ)も紹介されています。 日本史や日本文学の雑学を楽しく知ることができます。本書に登場する作品を知っていれば、さらに日本文学を楽しむことができます。
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