- 中古
- 書籍
- 書籍
悲しみと無のあいだ
定価 ¥1,540
550円 定価より990円(64%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784163903033 |
- 書籍
- 書籍
悲しみと無のあいだ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
悲しみと無のあいだ
¥550
在庫なし
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
林京子さん、語らない父の葬送と松尾あつゆき日記、往還しながら語られていた。悲しみと無、どちらをとるか、またそのはざまにある生を見つめ続けている。読むことと書くことについても作者の意義も垣間見える。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長崎に落とされた原爆の日を思う2編。 句碑に刻まれた松尾あつゆきの日記 原爆で亡くなった彼の妻と3人の子、生き残った父と娘一人。 当時を体験し、次の世代へとそれを伝える林京子さんに対する気持ちと、 自分はあの日の現実を聞いて想像するしか出来ないもどかしさ。 被爆者である父が、亡くなるまで結局語らなかった8月9日の詳細に思いを馳せる。 亡くなった父の少年時代と養父母とのやり取り、あくまで想像であって、 海外小説の戦争の話。 原爆についての話が多い著者にとって 一番身近な人の被爆の話を聞けなかったのは心残りだね。 もし詳細を父に聞けていれば、この小説はまた違う形になったのかな。
Posted by