- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
猿の悲しみ 中公文庫
定価 ¥748
330円 定価より418円(55%)おトク
獲得ポイント3P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/28(木)~12/3(火)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784122061415 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/28(木)~12/3(火)
- 書籍
- 文庫
猿の悲しみ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
猿の悲しみ
¥330
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
樋口作品で初めて女性が主人公のものを読んだ気がしますが、優しいけれどどこか厭世的な男性が主人公じゃないと持ち味が出ないのかな。 いつもの緩さというより冗長さを感じ、またサエが頻繁に見せる息子への執着もクドく感じてしまった。 また、登場人物の関係性もややこしくて、内容を盛り込みすぎ...
樋口作品で初めて女性が主人公のものを読んだ気がしますが、優しいけれどどこか厭世的な男性が主人公じゃないと持ち味が出ないのかな。 いつもの緩さというより冗長さを感じ、またサエが頻繁に見せる息子への執着もクドく感じてしまった。 また、登場人物の関係性もややこしくて、内容を盛り込みすぎた印象です。
Posted by
弁護士事務所で働くサエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。16歳の息子がいる。表向きは事務員だが、実際には様々な手口でターゲットを探る調査員。 著者初の女性主人公。 タイトルは、デズモンド・モリスの「裸の猿」から。 つまらない人間特有の感情に流されそうになると「私なんかの...
弁護士事務所で働くサエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。16歳の息子がいる。表向きは事務員だが、実際には様々な手口でターゲットを探る調査員。 著者初の女性主人公。 タイトルは、デズモンド・モリスの「裸の猿」から。 つまらない人間特有の感情に流されそうになると「私なんかのしょせんはただの猿」と自分ら言い聞かせる主人公。 人生を達観しており、潔く格好いい。
Posted by
弁護士事務所の表向きは事務員として働く主人公、風町サエは、殺人罪で服役経歴があり高校男子の息子を持つシングルマー。この設定だけでかなりハードなのだが、樋口有介の独特の文体と周りのキャラの設定で気軽に楽しめる。 タイトルにある猿を意味するものは、動物学者デスモンド・モリスの『裸のサ...
弁護士事務所の表向きは事務員として働く主人公、風町サエは、殺人罪で服役経歴があり高校男子の息子を持つシングルマー。この設定だけでかなりハードなのだが、樋口有介の独特の文体と周りのキャラの設定で気軽に楽しめる。 タイトルにある猿を意味するものは、動物学者デスモンド・モリスの『裸のサル』に因んでいて、サエの愛読書という設定。 最近この本を目にしたような記憶があったのだが、『世界を変えた150の科学の本』で紹介されていた本だった。ヒトという種について動物学的な視点から考察した科学書だ。 しかし当時のペーパーバック版の表紙では全裸の男女と娘の後ろ姿。まだ性については保守的な当時は、卑猥だという判断で図書館から排除された数少ない本の一つだという。意味深なタイトルだ。
Posted by