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猿の悲しみ 中公文庫
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猿の悲しみ 中公文庫

樋口有介(著者)

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猿の悲しみ 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784122061415

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商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2021/12/05

樋口作品で初めて女性が主人公のものを読んだ気がしますが、優しいけれどどこか厭世的な男性が主人公じゃないと持ち味が出ないのかな。 いつもの緩さというより冗長さを感じ、またサエが頻繁に見せる息子への執着もクドく感じてしまった。 また、登場人物の関係性もややこしくて、内容を盛り込みすぎ...

樋口作品で初めて女性が主人公のものを読んだ気がしますが、優しいけれどどこか厭世的な男性が主人公じゃないと持ち味が出ないのかな。 いつもの緩さというより冗長さを感じ、またサエが頻繁に見せる息子への執着もクドく感じてしまった。 また、登場人物の関係性もややこしくて、内容を盛り込みすぎた印象です。

Posted by ブクログ

2020/11/30

弁護士事務所で働くサエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。16歳の息子がいる。表向きは事務員だが、実際には様々な手口でターゲットを探る調査員。 著者初の女性主人公。 タイトルは、デズモンド・モリスの「裸の猿」から。 つまらない人間特有の感情に流されそうになると「私なんかの...

弁護士事務所で働くサエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。16歳の息子がいる。表向きは事務員だが、実際には様々な手口でターゲットを探る調査員。 著者初の女性主人公。 タイトルは、デズモンド・モリスの「裸の猿」から。 つまらない人間特有の感情に流されそうになると「私なんかのしょせんはただの猿」と自分ら言い聞かせる主人公。 人生を達観しており、潔く格好いい。

Posted by ブクログ

2020/10/18

弁護士事務所の表向きは事務員として働く主人公、風町サエは、殺人罪で服役経歴があり高校男子の息子を持つシングルマー。この設定だけでかなりハードなのだが、樋口有介の独特の文体と周りのキャラの設定で気軽に楽しめる。 タイトルにある猿を意味するものは、動物学者デスモンド・モリスの『裸のサ...

弁護士事務所の表向きは事務員として働く主人公、風町サエは、殺人罪で服役経歴があり高校男子の息子を持つシングルマー。この設定だけでかなりハードなのだが、樋口有介の独特の文体と周りのキャラの設定で気軽に楽しめる。 タイトルにある猿を意味するものは、動物学者デスモンド・モリスの『裸のサル』に因んでいて、サエの愛読書という設定。 最近この本を目にしたような記憶があったのだが、『世界を変えた150の科学の本』で紹介されていた本だった。ヒトという種について動物学的な視点から考察した科学書だ。 しかし当時のペーパーバック版の表紙では全裸の男女と娘の後ろ姿。まだ性については保守的な当時は、卑猥だという判断で図書館から排除された数少ない本の一つだという。意味深なタイトルだ。

Posted by ブクログ

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