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わたしの土地から大地へ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784309276120 |
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わたしの土地から大地へ
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
写真集かと思ったら違って、自伝的インタビューをまとめた本だった。 手を抜いた生き方をできず、とってもいい方なんだと思う。 だから、世界の醜い部分を見なかったふりはできず、闘う写真家だ。それだけに、中に数枚写真が載っていたけれど、背景を説明されないとよく分からない写真もあった。 ...
写真集かと思ったら違って、自伝的インタビューをまとめた本だった。 手を抜いた生き方をできず、とってもいい方なんだと思う。 だから、世界の醜い部分を見なかったふりはできず、闘う写真家だ。それだけに、中に数枚写真が載っていたけれど、背景を説明されないとよく分からない写真もあった。 まぁ・・・私、悔しいことに、写真の見方も分からないのだけれど。実際に、写真に付けられているキャプションがとても長いらしく、その翻訳者が解説を書いていらっしゃるので、私の印象は間違っていないかもしれない。 ただ、被写体の人が、彼がそこにいることを自然と思っている空気感は分かった。本を読むと、実際に、写真を撮るまでは、被写体と一緒に数ヶ月も生活することもあるみたいなので、そこに由来しているのだろう。 自然保護のための植樹運動には、感動した。 今、まさに死を迎えようとしている人にカメラを向けるか、それが写真家の道徳だみたいな文章があったが、答えはなかったし、この本にはそんな写真はなかった。向けないということだろうか。本内で、誰かに知らせなきゃいけない的な事を書いている部分もあったので判断がつかない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サルガドのモチーフが彼の出自といかに結びついているのかを知ることができる。それだけではなく、なぜモノクロで撮り続けるのか、マグナムを抜けたのか、例えば写真家になった経緯が何とも拍子抜けするほどにシンプルなのだ。 「神の眼を持つひと」はいたって平凡な青年だった。同時代の人と同じように政治運動に関わり、同じように学問に従事したサルガドは、しかし「神の眼」ではなく、その行動力をこそ称賛されるべきだ。はじめにの冒頭は、「待つのがいやなら、写真家にはなれない。」という一文から始まるのだけれど、そしてそれこそが写真家としての一丁目一番地なのだけれど、「待つ」ことがいかに動的なエネルギーを含意しているか、読後に振り返らずにはいられない。ブラジルの金鉱で撮った写真の背景にあったエピソードとそれを語る彼の感性・言葉の豊かさが一例だ。 インタビューをまとめなおした筆者の編集の妙にも賛辞を贈りたい。
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「神の眼」を持つといわれ、今世紀最も偉大な写真家と称されるセバスチャン・サルガドの自伝ならぬインタビュー 彼の写真集が欲しくなる! 買ってみるか!?こんなの読むとカメラを更新したくなるが、機材より先に腕を磨かないと駄目だな
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