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神様ゲーム 講談社文庫
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神様ゲーム 講談社文庫

麻耶雄嵩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784062930819

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神様ゲーム

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商品レビュー

3.5

252件のお客様レビュー

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2024/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【注意・微ネタバレ記述あり】 ・確か、いや多分、「ゆる言語学ラジオ」で言及されていて、積読にしていたもの。 ・店で見かけて手に入れたいと感じたのは、ヒグチユウコのカバーイラストにもよる。猫が7体のこけし程度の人形をもてあそぶ……これは素晴らしいイラストだ。 ・2003年から2016年にかけて、「ミステリーランド」というレーベルで、よき(悪しき?)作品がボンボン出ていたらしい。既読は島田荘司「透明人間の納屋」と綾辻行人「びっくり館の殺人」だけだが、確かにいい(悪しき?)企画だったらしい。 ・そんな中でも当時読者のトラウマメーカーになったのが本作らしい。私はアラフォーなので、所詮子供向けと侮って読んだのだが、確かに174pの凄い出来事や、ラストの雪崩れるような出来事は、そうなっても(伝説化しても)おかしくない。 ・出来事と、推理を、敢えていったん引き離す。謎事件と大人探偵の論理的推理、という本格ではなく、渦中に巻き込まれた少年の一人称を採用しているからこその、語り手を、ひいては読者をも、放り出すような、展開。 ・子供にとって、いや思春期の青少年にとっても、だいたいの漫画やら小説やらで閑却されていた「両親」が、物語の核心に食い込んでくるときの、唐突さへの抵抗感って、大きかったろう。しかも「エッチ」とか性愛とかにまつわることでは、なおさら。 ・個人的には、中盤のグロは御茶漬海苔の漫画で連想したり、終盤は楳図かずおの漫画で思い浮かべたりした、のだが、これって中年だからこそできる防衛機制であって、本作の原液を十台で浴びてしまったら……なかなか怖いだろうなと、想像することは、かろうじてできた。

Posted by ブクログ

2024/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

児童書なの…? エグい作品と聞いて読み始めると、なるほどね胸糞グロストーリーだわ。でも、後半更に加速するし、倫理観ぶっ壊すし、そんで最後はなんで⁇ 児童に読ませてはいかんのでは。。

Posted by ブクログ

2024/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書中はさくっと読めていたものの、最後まで読むとこれまでの推理がひっくり返され、最終的には読者による考察が必要となる。さくっと読めるが気味の悪さが残り、良い意味でも悪い意味でも余韻が残る作品である。 猫殺しと主人公の親友の死が事件として起こる中で、"神様"の存在が一つのキーとなる。 神様を名乗る鈴木に対し、主人公も私も初めは胡散臭さを感じるものの、その聡明かつ全知全能な雰囲気の語り口に、次第に本物の神様ではないかと勘繰っていく。また、神様が犯人をストレートで言い当て、主人公が願えば神様によって犯人に天誅が下され、実際に偶発的な事故によって犯人の死体が上がる。これらにより、鈴木が神様であることが疑いようのないものとなっていく。 あくまで"神様ゲーム"というタイトルであるから、神を名乗る鈴木の言うことを正とした考察がゲームに準ずるだろう。 概ね、本書記載の主人公が父親を犯人として推理したものが、犯人を母親にしたものに置き換わるシンプルな考察になる。 まず、母親とミチルに密な関係があった。それを英樹が屋敷で目撃してしまう。目撃した秀樹を屋敷に引きずり込み、裏庭で殺害する。殺害はミチルによるものだった。 殺害時に返り血が服を浴びたミチルは、英樹の服を着て家に帰る。着替えたミチルは英樹の服を身に隠し、探偵団と一緒に屋敷へ戻ることとなる。 裏庭で待機していた母親は、井戸の蓋に隠れる。(母親は低身長であると記述あり。)母親は裏庭から鍵を掛ける。それを探偵団がこじあけ、探偵団は井戸の中の英樹の死体を発見する。 井戸の中の死体に視線が集中している時に、ミチルは英樹の服を母親に渡す。(ミチルが一時的に屋敷の中に隠し、母親が手に取った可能性もあり。) 死体に驚いた探偵団は屋敷から出て、警察である主人公の父親に電話する。この際に、母親は井戸の中の英樹に服を着せる。 父親から英樹の安否を確認された際に、裏庭へ戻ることとなるが、その際に母親は裏庭から脱出する。井戸の蓋の裏に隠れて隙を見て逃げたか、屋敷内のどこかに隠れた後に逃げたかは不明。 物置小屋に隠れていた可能性は破棄される。理由は2点。主人公によって、物置に痕跡を残さず隠れることは困難であることが明かされる点。もう一点は、もし隠れていたと仮定した場合には痕跡が残るが、父親の捜索によって痕跡は見つからなかった点。神様の言葉と天誅の結果により父親は事件の共犯者とならないため、父親によって痕跡が見つからなかったことは正となる。 かなりアバウトだが、一周読んだ時点での所感は以上となる。読み違いがあり、上記が間違っている可能性は大いにありえる。 犯人が父親にしろ母親にしろ、ミチルに対する性加害が神様から事実として告げられるため、後味の悪さが残る。ただし、ミチルが英樹を殺したこと、ミチルが殺したにも関わらず死体発見時に叫び声を上げるという挙動からは、ミチルの異常さも伺える。

Posted by ブクログ

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