植物の描き方 自然観察の技法 Ⅲ

盛口満(著者)

• 販売会社／発売会社: 東京大学出版会
• 発売年月日: 2015/05/07
• JAN: 9784130633437

商品レビュー

2020/07/11

ラフレシアの種子散布は謎

輪郭スケッチ
精密スケッチ
陰影スケッチ

ウソははっきりとつく
ウソのつきかたをうまくする
ウソはつきとす

描きたいものを描く

APG分類体系
→植物の分類が遺伝子の研究により、変更されたている。
植物図鑑のみなおし

例外を見ると普遍が見える
比較をすると｢かたち｣が見える
｢くらし｣は｢れきし｣から受け継いだ｢かたち｣を覆い隠す
関係性に気付くと興味が生まれる

普通の植物は激しい光取り競争をしている

水中は草という｢かたち｣を選んだ植物にとって、魅力的な生育場

海流散布
→海水から種子の中身を守ることができる
→海水に浮く工夫

海洋島に渡る種子散布の方法（3W ）
Wave ：海流散布
Wind ：風散布
Wing ：鳥散布
→鳥の糞と一色散布体が排出
→散布体の表面のトゲや稼業が羽毛にからまる
→散布体の表面に粘着性があり、鳥の羽毛に付着
→泥の中の散布体が、泥と一緒に鳥の羽毛や脚に付着

旅行バトとアメリカのドングリ

ゾウが散布する植物

一つの動物が絶滅すると一つの植物が絶滅するかも。逆もしかり。

大型哺乳類→メガ・ファウナ
→アボカドはメガ・ファウナ散布の植物だったのでは？オオナマケモノでは？
イマでは人間が散布者。人間、絶滅しちゃダメ