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人類資金(Ⅶ) 講談社文庫
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人類資金(Ⅶ) 講談社文庫

福井晴敏(著者)

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人類資金(Ⅶ) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784062779043

人類資金(Ⅶ)

¥440

商品レビュー

4.1

30件のお客様レビュー

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2025/03/20

いや面白かった。面白かったのだけど、これ半分とは言わないまでも5巻ぐらいでまとめられたよなあ。アニメ版ガンダムUCの圧縮仕事っぷりが思い出される。

Posted by ブクログ

2024/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024/8/27読了 祝? 登録500冊目。 しかし、福井晴敏は読むのに時間がかかる。単にボリュームだけでなく、展開が重く、内容も濃密で、時に主人公達の苦しい状況に共感してしまって、頁をめくる手が重くなるのも一因なのかも? 本作の主人公、真舟雄一は詐欺師。福井作品の主人公は、自衛官を始め“戦闘員”というイメージが強いので、かなり異色といえる。“M資金”を騙し取るという序盤の展開上で必要な“役割”とはいえ、何故に主役が詐欺師なのかと思っていたが、最終刊の活躍で腑に落ちたという感じ。機能不全に陥っていようと、それまでの資本主義ルールを維持するか、人々の善意という不確定要素を信じて、新しい“資本共生主義”に委ねるか。ローゼンバーグセンター会議室での双方の言い分だけでは、白黒決着付くものではなく、約10年後(本編が2014年設定だから、丁度“今”だ)の後日譚でも、新しい“ルール”を良しとしない勢力があり、それらとの戦いが続く、という形で終わっている。翻って“現実”では、フィクションほど劇的ではないにせよ、大企業による途上国の労働力搾取や、“フェアトレード”がニュースで取り上げられるようになっており、多少なりとも“ルール”は良き方向に向っているのか? 以下、こじつけ的な感想。福井晴敏といえば、ガンダムにも造詣が深いことで知られるが、そういう目で作品を読むと、『亡国のイージス』『終戦のローレライ』とかは、優れた見識とカリスマ性を合わせ持ち、それ故に現状に危機感を抱いて過激な“世直し”を図って破れ去る、まるでシャアのようなキャラクターが描かれているし、『Op.ローズダスト』の入江一功と丹原朋希の確執は、まるでララァを巡るシャアとアムロのそれそのまま。最後に東京の空を舞うローズダスト(波の花)が、アクシズを包む虹色の光とダブるのは……深読みに過ぎるか? ともあれ、発表順なら『機動戦士ガンダムUC』の後の『人類資金』は、なんなら構想期間が被っているのだろうし、そう思うと、『UC』の〈ラプラスの箱〉も本作の“M資金”も、当初は未来へ希望を託したものだったのにも関わらず、年月を経て“呪縛”と化し、それをまた希望へと解放する、そこに当事者達の子孫が関わっていく、という構図が非常に似ている。コレは多分、偶然ではないよね? とか考えると、ちょっと楽しい。

Posted by ブクログ

2024/07/07

6巻までは、それなりに山場はあったものの、解説や、回想の方に比率が多くあまり動きがない印象でしたが、最終巻になって、ジェットコースターのごとく次から次へと山場か押し寄せ、最後までハラハラしっぱなしでした。 約700ページあったけど、一気に読み終わりました。 今まで漠然と不安に思っ...

6巻までは、それなりに山場はあったものの、解説や、回想の方に比率が多くあまり動きがない印象でしたが、最終巻になって、ジェットコースターのごとく次から次へと山場か押し寄せ、最後までハラハラしっぱなしでした。 約700ページあったけど、一気に読み終わりました。 今まで漠然と不安に思っていたことや、疑問に思っていた事を活字にしてもらい、一つの答えを提示してもらったお話でした。 真舟一味達の考えに両手を上げあげて賛成!とまではなりませんが、「こうなったらいいよね」っては思いました。 …どちらかと言ったら、私はハロルドの考えの方に共感しましたが。 付録のプロットに作者がコメント付けていましたが、秘密を抱えた財団がでてきて、それを暴く…って、ガンダムUCと一緒じゃん!わたしは、貨物船のなかでの鵠沼と真舟の会話で出てきた「それでも」って単語で気付きました。 ただガンダムでは、箱の中が明らかになった後も、世界は変わらずでしたが、こっちは少しずつ良い方向に変わっていく描写が最後にあったのが良かったです。 まあ、ガンダムの方は人様の作品に乗っかって作った話だから、年表等々設定が弄れないから仕方ないですよね。 なんかとりとめのない事つらつらと書きましたが、考えさせられて、経済の勉強にもなったし、 エンタメとしても文句なしに面白かった! 現時点で今年読んだ本の中では1番かも!

Posted by ブクログ